公手成幸
日本の翻訳家
公手 成幸(くで しげゆき 1948年12月12日 - )は、日本の翻訳家。日本推理作家協会会員。
スティーヴン・ハンターの翻訳多数の他、冒険小説、SFを多く翻訳している。
略歴
編集ミュージシャン(当時のバンド「赤と黒」は長戸大幸がリーダーだった)、七宝焼アトリエ主宰、都市計画コンサルタントなどを経て、英米文学翻訳家。
翻訳
編集- 『霊能者狩り』(トリシュ・ジェーンシュッツ、東京創元社、創元ノヴェルズ) 1991
- 『マドンナ : スーパー・サクセス・ストーリー』(ロバート・マシュー・ウォーカー、JICC出版局) 1991
- 『闇のなかの少女』(ジョン・ソール、扶桑社、扶桑社ミステリー) 1991
- 『ファースト・エア』上・下(マイケル・スキナー、東京創元社、創元ノヴェルズ) 1992
- 『闇から来た子供』(ジョン・コイン、扶桑社、扶桑社ミステリー) 1993
- 『ネプチューンの槍』 上・下(スティーブン・フォーブス、東京創元社、創元ノヴェルズ) 1993
- 『ファースト・エア 2』(マイケル・スキナー、東京創元社、創元ノヴェルズ) 1994
- 『ラスト・スパイ』上・下(ボブ・ライス、扶桑社、扶桑社ミステリー) 1994
- 『戦士の誇り』上・下(トニー・ダニエル、早川書房、ハヤカワ文庫SF) 1994
- 『世界の秘密の扉』(ロバート・チャールズ・ウィルスン、東京創元社、創元SF文庫) 1995
- 『バッド・ブラッド』(アンソニー・ブルーノ、扶桑社、扶桑社ミステリー) 1995
- 『ささやく影』(T・J・マグレガー、東京創元社、創元推理文庫) 1997
- 『ハッカー / 13の事件』(ジャック・ダン, ガードナー・ドゾワ編、浅倉久志ほか訳、扶桑社、扶桑社ミステリー) 2000
- 『デモン・シード : 完全版』(ディーン・クーンツ、東京創元社、創元SF文庫) 2000
- 『全米無差別テロの恐怖』上・下(カイル・ミルズ、扶桑社、扶桑社ミステリー) 2004
- 『NYPI』(ジム・フジッリ 講談社、講談社文庫) 2004
- 『ノアの箱舟の秘密』上・下(ティム・ラヘイ, ボブ・フィリップス、扶桑社、扶桑社ミステリー、バビロン・ライジング) 2005
- 『秘宝・青銅の蛇を探せ』上・下(ティム・ラヘイ, グレッグ・ディナロ、扶桑社、扶桑社ミステリー、バビロン・ライジング) 2005
- 『トーテム : 完全版』上・下(デイヴィッド・マレル、東京創元社、創元推理文庫) 2006
- 『ミラー・アイズ』(アリソン・ゲイリン、講談社、講談社文庫) 2007
- 『メアリー - ケイト』(ドゥエイン・スウィアジンスキー、早川書房、ハヤカワ・ミステリ文庫) 2008
- 『解雇手当』(ドゥエイン・スウィアジンスキー、早川書房、ハヤカワ・ミステリ文庫) 2009
- 『時限捜査』上・下(ジェイムズ・F・デイヴィッド、東京創元社、創元推理文庫) 2009
- 『傭兵チーム、極寒の地へ』上・下(ジェイムズ・スティール、早川書房、ハヤカワ文庫) 2010
- 『瘢痕』(トマス・エンゲル、早川書房、ハヤカワ・ミステリ文庫) 2014
- 『スナイパー・エリート』(スコット・マキューエン,トマス・コールネー、早川書房、ハヤカワ文庫NV) 2015
- 『魔術師を探せ!』(ランドル・ギャレット、早川書房、ハヤカワ・ミステリ文庫) 2015
- 『叫びの館』上・下(ジェイムズ・F・デイヴィッド、東京創元社、創元推理文庫) 2016
- 『ターゲット・アメリカ』(スコット・マキューエン,トマス・コールネー、早川書房、ハヤカワ文庫NV) 2016
- 『シャーロック・ホームズ殺人事件』上・下(グレアム・ムーア、早川書房、ハヤカワ・ミステリ文庫) 2017
- 『ダウンサイド強奪作戦』(マイク・クーパー、早川書房、ハヤカワ文庫NV) 2018
アン・マキャフリイ作品
編集- 『銀の髪のローワン』(アン・マキャフリイ、早川書房、ハヤカワ文庫SF) 1993
- 『青い瞳のダミア』(アン・マキャフリイ、早川書房、ハヤカワ文庫SF、九星系連盟シリーズ) 1995
- 『ダミアの子供たち』(アン・マキャフリイ、早川書房、ハヤカワ文庫SF、九星系連盟シリーズ) 1996
- 『ライアン家の誇り』(アン・マキャフリイ、早川書房、ハヤカワ文庫SF、九星系連盟シリーズ) 1996
- 『フリーダムズ・ランディング : 到着』(アン・マキャフリイ、早川書房、ハヤカワ文庫SF) 1998
- 『フリーダムズ・チョイス : 選択』(アン・マキャフリイ、早川書房、ハヤカワ文庫SF) 1999
- 『フリーダムズ・チャレンジ : 挑戦』(アン・マキャフリイ、早川書房、ハヤカワ文庫SF) 2000
スティーヴン・ハンター作品
編集- 『ダーティホワイトボーイズ』(スティーヴン・ハンター、扶桑社、扶桑社ミステリー) 1997
- 『ブラックライト』上・下(スティーヴン・ハンター、扶桑社、扶桑社ミステリー) 1998
- 『狩りのとき』上・下(スティーヴン・ハンター、扶桑社、扶桑社ミステリー) 1999
- 『悪徳の都』上・下(スティーヴン・ハンター、扶桑社、扶桑社ミステリー) 2001
- 『最も危険な場所』上・下(スティーブン・ハンター、扶桑社、扶桑社ミステリー) 2002
- 『ハバナの男たち』上・下(スティーヴン・ハンター、扶桑社、扶桑社ミステリー) 2004
- 『四十七人目の男』上・下(スティーヴン・ハンター、扶桑社、扶桑社ミステリー) 2008
- 『黄昏の狙撃手』上・下(スティーヴン・ハンター、扶桑社、扶桑社ミステリー) 2009
- 『蘇えるスナイパー』上・下(スティーヴン・ハンター、扶桑社、扶桑社ミステリー) 2010
- 『デッド・ゼロ : 一撃必殺』上・下(スティーヴン・ハンター、扶桑社、扶桑社ミステリー) 2011
- 『ソフト・ターゲット』上・下(スティーヴン・ハンター、扶桑社、扶桑社ミステリー) 2012
- 『第三の銃弾』上・下(スティーヴン・ハンター、扶桑社、扶桑社ミステリー) 2013
- 『スナイパーの誇り』上・下(スティーヴン・ハンター、扶桑社、扶桑社ミステリー) 2015
- 『我が名は切り裂きジャック』上・下(スティーヴン・ハンター、扶桑社、扶桑社ミステリー) 2016
- 『Gマン : 宿命の銃弾 』上・下(スティーヴン・ハンター、扶桑社、扶桑社ミステリー) 2017
スティーヴン・グールド作品
編集- 『ジャンパー : 跳ぶ少年』上・下(スティーヴン・グールド、早川書房、ハヤカワ文庫SF) 1997
- のち改題『ジャンパー』上・下(スティーヴン・グールド、早川書房、ハヤカワ文庫SF) 2008
- 『ジャンパー グリフィンの物語』(スティーヴン・グールド、早川書房、ハヤカワ文庫SF) 2008
トマス・W・ヤング作品
編集- 『脱出山脈』(トマス・W・ヤング、早川書房、ハヤカワ文庫NV) 2011
- 『脱出空域』(トマス・W・ヤング、早川書房、ハヤカワ文庫NV) 2012
- 『脱出連峰』(トマス・W・ヤング、早川書房、ハヤカワ文庫NV) 2013
ジャック・コグリン,ドナルド・A・デイヴィス作品
編集- 『不屈の弾道』(ジャック・コグリン,ドナルド・A.デイヴィス、早川書房、ハヤカワ文庫NV) 2011
- 『運命の強敵』(ジャック・コグリン,ドナルド・A・デイヴィス、早川書房、ハヤカワ文庫NV) 2012
- 『狙撃手の使命』(ジャック・コグリン,ドナルド・A・デイヴィス、早川書房、ハヤカワ文庫NV) 2014
脚注
編集参考文献
編集- 日本推理作家協会 プロフィール