中島 千恵子(なかじま ちえこ、1924年5月21日 - 1999年11月16日)は、日本児童文学作家放送作家

経歴

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京都市出身。1949年同志社大学文学部卒。長浜市立図書館館長を経て、滋賀文教短期大学教授を務めた。1967年「まめだの三吉」で毎日児童小説入選、1968年『タブーの島』で毎日児童小説入選。ラジオ作品に「山にあるいのち」「日本海」などがある[1]

著書

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  • 『三吉ダヌキの八面相』関屋敏隆PHP研究所 1986(「まめだの三吉」改作)
  • 『ふなになったげんごろう』寺田みのる絵 滋賀の昔話刊行会編 京都新聞社 1987
  • 『おはなぎつね』池田竜介絵 滋賀の昔話刊行会編 京都新聞社 1989
  • 『三上山のむかでたいじ』寺田みのる絵 京都新聞社 滋賀の伝説シリーズ 1991
  • 『よみがえった梅の木 盆梅のふるさと』高田勲岩崎書店 1991
  • 『母子草』田辺満里子絵 京都新聞社 滋賀の伝説シリーズ 1992
  • 『近江のちえしゃ』石井豊太絵 京都新聞社 滋賀の伝説シリーズ 1992
  • 『いのちの火 琵琶湖の船のあんぜんをまもって』高田勲絵 ポプラ社 定本日本の民話 1996

共著編

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  • 『まめだの三吉』(福永令三「ユカちゃんと一郎君」兵藤郁造「赤い郵便箱」併録)宮木薫等絵 毎日新聞社 1968
  • 『タブーの島』(児玉菊巳「めくら島」併録)小林秀美絵 毎日新聞社 1969
  • 『続・近江むかし話』小牧実繁,徳永真一郎,渡辺守順,品矢静雄共監修 滋賀県老人クラブ連合会編 洛樹出版社 1977
  • 『日本の民話 近江の民話』編 未来社 1980
  • 『古寺巡礼近江 7 長命寺武内祐韶共著 淡交社 1980
  • 『近江を愛した文化人たち 観光の近江・琵琶湖より』小田輝子共編 西川節子 1992

脚注

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関連項目

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