アンドリュー・ロバートソン (陸上選手)

アンドリュー・ロバートソンAndrew Robertson1990年12月17日 ‐ )は、イギリスイングランド)・グランサム出身の陸上競技選手。専門は短距離走2013年モスクワ世界選手権男子4×100mリレーのイギリス代表。

アンドリュー・ロバートソン Portal:陸上競技
選手情報
ラテン文字 Andrew Robertson
国籍 イギリスの旗 イギリス
競技 陸上競技
種目 100m
生年月日 (1990-12-17) 1990年12月17日(33歳)
出身地 イングランドの旗 イングランド, グランサム
身長 174cm
体重 72kg
成績
国内大会決勝 英国室内選手権
60m:優勝(2017年)
自己ベスト
60m 6秒54(2016年)
100m 10秒10(2014年)
200m 20秒76(2013年)
400m 50秒61(2011年)
獲得メダル
陸上競技
イギリスの旗 イギリス
ヨーロッパU23選手権
2011 オストラヴァ 4x100mR
2011 オストラヴァ 100m
ヨーロッパジュニア選手権
2009 ノヴィ・サド 4x100mR
ヨーロッパユースオリンピックフェスティバル
2007 ベオグラード 4x100mR
2007 ベオグラード 200m
イングランドの旗 イングランド
英連邦競技大会
2014 グラスゴー 4x100mR
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経歴 編集

2013年、7月の英国選手権男子100m決勝でモスクワ世界選手権の参加標準記録A(10秒15)を破る10秒14(+1.9)の自己ベスト(当時)をマークし、ドウェイン・チェンバース(10秒04)、ハリー・アイキネス=アリエティ(10秒08)に次いで3位に入った[1][2]。選考の結果、8月のモスクワ世界選手権男子4×100mリレーイギリス代表に選出されるも、大会では出番なしに終わった[3]

2015年、5月の世界リレー男子4×100mで世界大会初出場を果たすと、B決勝で1位に貢献した[4]

2016年、2月の英国室内選手権男子60m決勝で自己ベスト(6秒61)を更新する6秒54をマークするも、ジェームズ・ダサオルに0秒01及ばず2位に終わった[5]。世界大会個人種目初出場となった3月のポートランド世界室内選手権男子60mでは準決勝まで進出した。

2017年、2月の英国室内選手権男子60mは、ジェームズ・ダサオルとチジンドゥ・ウジャの欠場、決勝でリチャード・キルティが失格(フライング)したこともあり、6秒57で初優勝を飾った[6]。初出場となった3月のヨーロッパ室内選手権男子60mは決勝に進出するも、フライングを犯し失格に終わった[7]

2018年、連覇のかかっていた2月の英国室内選手権男子60mはチジンドゥ・ウジャに0秒06及ばず、6秒62の2位に終わった[8]

自己ベスト 編集

  • 記録欄の( )内の数字は風速m/s)で、+は追い風を意味する。
種目 記録 年月日 場所 備考
屋外
100m 10秒10(+1.9) 2014年8月23日   ベッドフォード
200m 20秒76(+1.1) 2013年5月19日   ラフバラー
400m 50秒61 2011年4月15日   アズサ
室内
60m 6秒54 2016年2月27日   シェフィールド

主要大会成績 編集

  • 備考欄の記録は当時のもの
大会 場所 種目 結果 記録 備考
2007 ヨーロッパ
ユースオリンピック
フェスティバル
 (en
  ベオグラード 200m 2位 21秒72 (+0.1)
4x100mR 優勝 41秒62 (4走)
2009 ヨーロッパジュニア選手権 (en   ノヴィ・サド 100m 4位 10秒37 (+0.2)
4x100mR 3位 39秒78 (2走)
2011 ヨーロッパU23選手権 (en   オストラヴァ 100m 3位 10秒52 (-1.5)
4x100mR 2位 39秒10 (2走)
2014 英連邦競技大会 (en   グラスゴー 4x100mR 予選 38秒78 (4走) 決勝進出[注 1]
  イングランド代表
2015 世界リレー (en   ナッソー 4x100mR B決勝1位 38秒67 (1走)
2016 世界室内選手権   ポートランド 60m 準決勝 6秒61
2017 ヨーロッパ室内選手権 (en   ベオグラード 60m 決勝 DQ 準決勝6秒63
2018 世界室内選手権   バーミンガム 60m 準決勝 6秒63

脚注 編集

注釈 編集

  1. ^ 予選のみ出場。決勝のイングランドは38秒02で銀メダル獲得。

出典 編集

  1. ^ Chambers secures Moscow place with 100m victory but Gemili is left to wait”. デイリー・メール (2013年7月13日). 2018年2月20日閲覧。
  2. ^ Dasaolu impresses at British Championships with 9.91 in 100m”. 国際陸上競技連盟 (2013年7月15日). 2018年2月20日閲覧。
  3. ^ Farah and Ennis lead British team for Moscow”. 国際陸上競技連盟 (2013年7月16日). 2018年2月20日閲覧。
  4. ^ United States dominate first day of the IAAF World Relays in Bahamas”. Athletics Weekly (2015年5月3日). 2018年2月20日閲覧。
  5. ^ Dasaolu and Philip win dramatic 60m finals at British Indoor Championships”. 国際陸上競技連盟 (2016年2月27日). 2018年2月20日閲覧。
  6. ^ British Athletics Indoor Team Trials: Andy Robertson wins 60m title as Kilty disqualified”. 英国放送協会 (2017年2月11日). 2018年2月20日閲覧。
  7. ^ Maslak, Smajlaj and Bukowiecki lead the history charge”. ヨーロッパ陸上競技連盟 (2017年3月4日). 2018年2月20日閲覧。
  8. ^ PHILIP ON FIRE IN BIRMINGHAM AS SHE COMPLETES BRITISH ATHLETICS INDOOR CHAMPS HATTRICK”. 英国陸上競技連盟 (2018年2月17日). 2018年2月20日閲覧。

外部リンク 編集