友清哲

日本のフリーライター、編集者、飲食店経営者

友清 哲(ともきよ さとし、1974年9月5日 - )は、日本のフリーライター編集者飲食店経営者。神奈川県横浜市出身。ルポルタージュを中心に著書を多数執筆。[1]

略歴

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都内の大学を卒業後、株式会社小学館集英社プロダクションに入社。その後、編集プロダクション勤務を経て1999年よりフリーライターとして独立。雑誌や新聞、ウェブメディアへの寄稿の傍ら、ムックや書籍の編集制作に携わる。

2001年から「このミステリーがすごい!」の編集に携わるなど、ミステリーを中心とするエンタテインメントの評論活動を行う。また、2017年には「父親」をテーマとしたアンソロジー「I Love Father」に参加、小説家としてもデビューした。

幼少期からボクシングに関心を寄せ、自身もプロボクサーライセンスを保有。関連媒体への寄稿や、ムック制作を手がける。

2010年、かねてより親交の深い乙武洋匡らと、ロックバンド「COWPERKING」を結成。ベースを担当し、ライブ活動を行う。

なお、その乙武洋匡のスキャンダルの際には、自身のブログで騒動を振り返り、「友人のこういう姿はけっこうツラい」とコメントしている。[1]

著名作家とのコラボレーションが多く、石田衣良と共に一般女性の恋愛観をインタビューするトーク企画「しくじり美女たちのためになる夜話」では、青森県弘前市で巡業公演を実施。冲方丁が妻へのDV容疑で逮捕された際には、その不当性を世に知らしめるために書籍「冲方丁のこち留 こちら渋谷警察署留置場」を制作し、新宿ロフトプラスワンでトークイベントを開催した。

大の日本酒愛好家として知られるEXILEの橘ケンチの著作、「橘ケンチの日本酒最強バイブル」の制作に参加しており、3日間で500銘柄以上の日本酒をテイスティングしたエピソードがYou Tubeで語られている。

無類の酒好きが高じ、2013年より世田谷区内でオーセンティックバー「デュランバー」を経営していたが、2023年6月末をもって閉店。同年の9月より、渋谷区内で国産クラフトビールバー「ビビビ。」の経営に携わっている。

主な著書

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  • 「ケータイ・マニアックス」(二見書房、2002年) ※筆名:ケータイ激裏情報団
  • 「人気作家10人が教える 新人賞の極意」(二見書房、2002年)
  • 「1億人のためのミステリー!」(ランダムハウス講談社、2004年)
  • 「片道で沖縄まで」(インフォバーン、2004年)
  • 「作家になる技術」(扶桑社文庫、2005年)
  • 「キレイ探求!宮古島。」(秋田書店、森千紗との共著、2009年)
  • 「R25 カラダの都市伝説」 (宝島SUGOI文庫、2012年)
  • 「怪しい噂 体験ルポ」 (宝島SUGOI文庫、2012年)
  • 「日本酒がおいしいと思いはじめたら、まず読む本。」(宝島社、2013年) ※筆名:大人の粋酔倶楽部
  • 「スチュワーデス裏物語 (宝島SUGOI文庫、2013年) ※筆名:日野空美
  • 「一度は行きたい「戦争遺跡」」(PHP文庫、2015年)
  • 「UMA追跡ファイル」(講談社、竹林月との共著、2015年)
  • 「物語で知る日本酒と酒蔵」(イースト・プレス、2016年)
  • 「日本クラフトビール紀行」(イースト・プレス、2016年)
  • 「日本の奇譚を旅する」(サイゾー、kindle版のみ、2017年)
  • 「I Love Father」(宝島社、冲方丁、岡崎琢磨らとの共著、2017年)
  • 「この場所だけが知っている 消えた日本史の謎」(光文社知恵の森文庫、2018年)
  • 「横濱麦酒物語」(有隣堂、2023年)

現在の主な連載

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  • 友清哲の「ビールの怪人」(月刊『サイゾー』。2018年7月号~)
  • スピリチュアル探偵(『小説丸』。2019年9月~)
  • BoxingBlues(月刊『発明』。2015年10月号~)
  • 友清哲の「ローカル×クリエイティブ」(『FINDERS』。2019年3月~)
  • 「365調査隊」(月刊『健康365』2023年1月〜)

脚注

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出典

  1. ^ Inc, mediagene (2017年1月30日). “「公私混同」で、幅広いテーマのルポルタージュを執筆。フリーライター・友清哲さんの仕事術”. www.lifehacker.jp. 2020年1月2日閲覧。

外部リンク

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