松田正人
松田 正人(まつだ まさと、1889年(明治22年)12月5日[1] - 1982年(昭和57年)[2])は、日本の政治家。長野県北安曇郡大町町長、初代大町市長。
松田正人 まつだ まさと | |
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生年月日 | 1889年12月5日 |
出生地 |
日本 長野県北安曇郡美麻村 (現・長野県大町市) |
没年月日 | 1982年 |
出身校 | 南佐久教員養成所卒業 |
前職 | 乳業会社経営 |
当選回数 | 2回 |
在任期間 | 1954年7月25日 - 1962年7月24日 |
大町町長 | |
在任期間 | 1947年4月 - 1954年6月 |
大町町会議員 | |
当選回数 | 3回 |
在任期間 | 1929年4月 - 1942年5月 |
来歴
編集長野県北安曇郡美麻村(現大町市)生まれ[2]。1908年(明治41年)3月、南佐久教員養成所卒業後、美麻村小学校教員、同村役場書記を経て、1918年(大正7年)大町で乳業会社を創業[2]。1929年(昭和4年)4月、大町町会議員に選出され、1942年(昭和17年)5月まで3期在任[1][2]。
1947年(昭和22年)4月、大町町長選挙に当選し[1][2]、昭和の大合併では北安曇郡1町3村の新設合併を実現し[2]、1954年(昭和29年)7月、市制施行に伴い初代市長となり[2]、1962年(昭和37年)7月まで務めた[1]。在任中は昭和電工や呉羽紡績の工場誘致、黒部ダム建設、国鉄大糸線の全通、葛温泉の引湯による大町温泉郷の開設、上水道の敷設などを実現させた[1][2]。
その他、北安曇畜産組合長、大町森林組合長、大町土地改良区理事長などを歴任[2]。1974年(昭和49年)11月、大町市名誉市民に選出された[1][2]。
脚注
編集参考文献
編集- 『日本の歴代市長 第2巻』歴代知事編纂会、1984年。
- 『長野県歴史人物大事典』郷土出版社、1989年。
- 『長野県姓氏歴史人物大辞典』角川書店、1996年。