下井隆史
日本の法学者
下井 隆史(しもい たかし、1932年 - )は、日本の法学者。専門は労働法。学位は、博士(法学)(神戸大学・1992年)。神戸大学名誉教授、大阪学院大学名誉教授。元日本労働法学会代表理事。
人物情報 | |
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生誕 |
1932年??月??日 日本・東京府 |
国籍 | 日本 |
出身校 | 神戸大学法学部 |
子供 | 下井康史 |
学問 | |
時代 | 1959年 - 2009年 |
研究分野 | 労働法 |
研究機関 | 神戸大学 |
影響を与えた人物 | 加藤智章 |
学会 | 日本労働法学会 |
主な受賞歴 | 瑞宝中綬章 |
人物・経歴
編集東京府生まれ。1951年京都府立西舞鶴高等学校卒業。1956年神戸大学法学部卒業。1958年同大学院法学研究科修士課程修了。
熊本商科大学助手。1959年同専任講師。1964年同助教授。1965年神戸商科大学教授。1970年甲南大学法学部教授。1974年同法学部長。1974年北海道大学法学部教授。1982年神戸大学法学部教授。1983年法務省司法試験考査委員。1990年同法学部長。1991年から1994年まで放送大学客員教授。1992年神戸大学より博士(法学)の学位を取得、1992年法務省司法試験考査委員。1994年日本労働法学会代表理事、神戸大学附属図書館長。1996年定年退官、神戸大学名誉教授[1][2][3]、大阪学院大学法学部法学科教授[4]。2004年同法科大学院教授。2014年法科大学院募集停止に伴い退職。同名誉教授。[5]
著作
編集著書
編集- 『労働基準法入門』総合労働研究所 1975年
- 『労働法を学ぶ人のために』(久保敬治と共著)世界思想社 1975年、増補版 1982年、増補 1984年
- 『労働法再入門』(保原喜志夫, 山口浩一郎と共著)有斐閣 1977年
- 『労働基準法』日本労働協会 1978年
- 『コンメンタール労働基準法』(共著)有斐閣 1979年
- 『労働組合法の理論課題 : 久保敬治教授還暦記念論文集』(浜田富士郎と共編)世界思想社 1980年
- 『論点再考労働法』(保原喜志夫,山口浩一郎と共著)有斐閣 1982年
- 『国営・公営企業の労働関係法』(安枝英訷, 香川孝三ほかと共著)有斐閣 1985年
- 『労働契約法の理論』神戸大学研究双書刊行会 1985年
- 『ワークブック労働法 : 設問と解説』(山口浩一郎と共編)有斐閣 1988年
- 『雇用関係法』有斐閣 1988年
- 『労働基準法』有斐閣 1990年、第2版 1996年、第3版 2001年、第4版 2007年、第5版 2019年
- 『労働法』放送大学教育振興会 1991年
- 『労使関係法』有斐閣 1995年
- 『労働法』有斐閣 1998年、第2版 2000年、第3版 2003年、第4版 2009年
- 『労働法の基本問題 : 沼田稲次郎先生還暦記念 下巻』(沼田稲次郎先生還暦記念論文集発起人会編, 共著)総合労働研究所 1974年
- 『企業のための労働契約の法律相談』(松下守男, 渡邊徹, 木村一成と共編)青林書院 2011年
訳書
編集記念論文集
編集脚注
編集- ^ 労働基準法紀伊國屋書店
- ^ 「目次 - 」神戸大学大学院法学研究科
- ^ 「労働契約法の理論 下井, 隆史, 1932- シモイ, タカシ」CiNii
- ^ 下井 隆史 シモイ タカシ | Shimoi TakashiJ-GLOBAL
- ^ 以上につき、「下井隆史先生略歴」『新時代の労働契約法理論』信山社出版、2003.3、巻末p1以下
- ^ “平成23年秋の叙勲 瑞宝中綬章受章者” (PDF). 内閣府. p. 10 (2011年11月3日). 2016年3月5日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年4月6日閲覧。
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