ドミニク・フラサッティ

ドミニク・フラサッティ(Dominique Frassati、1896年3月29日 - 1947年7月10日)はフランスコルシカ出身の画家である。風俗画や風景画を描いた。

ドミニク・フラサッティ
Dominique Frassati
オランで絵を描くフラサッティ
誕生日 1896年3月29日
出生地 フランスの旗 フランス,コルテ
死没年 1947年7月10日
死没地 フランスの旗 フランス,コルテ
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略歴 編集

フランス・コルシカ島、オート=コルス県コルテで生まれた。第一次世界大戦が始まると18歳のフラサッティはフランス陸軍の兵士となり、前線で毒ガス攻撃を受け、肺と視力に大きい後遺症を負った。終戦後、裕福な地主である叔父の好意で、アルゼンチンの叔父の農園で暮らし、視力の治療を受けた。

叔父は農園の管理をまかせようとしていたが、1920年にフランスに帰国し、パリで暮らした後、1923年にコルテに戻り、商店の装飾や。スポーツ大会のポスターの制作の仕事をした。その後、アルジェリアオランに移り、肖像画や風景画を描いて5年間、暮らした。1928年になって、すでに30歳を越えていたが、パリの私立の美術学校、アカデミー・ジュリアンに入学し、ポール・アルベール・ローランスの教室で学び、初めて美術教育を受けた。1929年に結婚した。

1934年にコルシカに戻り、コルシカの州都、アジャクシオに住んだ。1936年にフェッシュ美術館の副学芸員に任じられ、1937年に前任者の退職を受けて、学芸員になった。1938年には、アジャクシオの全美術館を統括する学芸員の仕事についた。[1]

作品 編集

参考文献 編集

  1. ^ La peinture à Ajaccio, 1890–1950 : Bassoul, Canavaggio, Frassati Exhibition catalog, Colonna éd., 2009 ISBN 978-2-915922-21-9

外部リンク 編集