アレリア・マーフィー
アレリア・マーフィー(Alelia Murphy、1905年7月6日 - 2019年11月23日)は、かつてアメリカ・ニューヨーク州に在住した長寿の女性。アメリカ国内の最高齢者で[1]、世界では7番目の高齢者だった。
略歴
編集1905年、ノースカロライナ州グリフトンで12人兄弟のもとに生まれる[2][3]。グリフトンの学校に通い、1926年にニューヨークに引っ越して、販売員として働きながら[4]同年10月7日にファード・マーフィーと結婚。当時の趣味はダンスだったといわれている。少なくとも2人の子供を産んだ。夫は1953年に死去し[1]、その後もマンハッタン区ハーレムに60年以上住んでいた[3][4]。90歳になっても自分宛てに送られた請求書の料金を支払うことも可能だったという[2]。2019年1月8日、レッシー・ブラウンの死去に伴い、113歳でアメリカ及び黒人最長寿の人物となった。同年3月には祝賀会にて表彰を受けた[5]。甘いものが好きで、特にチョコレートやアイスクリームなどを好んだという[6][7]。同年11月23日、114歳140日で死去[8][9]。当時の国内最高齢男性だったCP・クロフォードも同日に亡くなっている[10]。
脚注
編集- ^ a b “Oldest living American, Alelia Murphy of New York, dies at 114”. CNN (2019年11月28日). 2022年7月27日閲覧。
- ^ a b News, Amsterdam (2015年7月9日). “Alelia Murphy celebrates 110th birthday” (英語). New York Amsterdam News. 2022年7月27日閲覧。
- ^ a b News, Amsterdam (2016年7月28日). “Alelia Murphy, 111 and counting” (英語). New York Amsterdam News. 2022年7月27日閲覧。
- ^ a b “Alelia Murphy, 113, honored during Women’s History Month” (英語). New York Amsterdam News. Amsterdam News (2019年3月28日). 2022年7月27日閲覧。
- ^ News, Amsterdam (2019年7月6日). “Harlem resident and nation’s oldest living person Alelia Murphy turns 114” (英語). New York Amsterdam News. 2022年7月27日閲覧。
- ^ 安部かすみ (2019年7月7日). “米最高齢女性114歳に 世界最長寿の田中カ子さんと共通する「ある好物」”. Yahoo!ニュース. 2022年7月27日閲覧。
- ^ “Oldest American, who just turned 114, is 'feisty' and loves sweets” (英語). TODAY (2019年7月9日). 2022年7月27日閲覧。
- ^ “Alelia Murphy, NYC resident and oldest American, dies at 114” (英語). FOX 5 NY (2019年11月27日). 2022年7月27日閲覧。
- ^ “最高齢の米国人アレリア・マーフィーさん死去 114歳”. CNN (2019年11月29日). 2022年7月27日閲覧。
- ^ “CP Crawford, believed to be oldest US resident, dies at 112” (英語). Chicago Sun-Times (2019年11月26日). 2022年7月27日閲覧。