佐々木芳照
日本の僧、政治家
佐々木 芳照(ささき ほうしょう、1877年7月1日[1] - 1952年6月27日[2])は、日本の僧、政治家。衆議院議員(1期)。
経歴
編集宮崎県出身[2]。京都本願寺文学寮本科で学ぶ。語学研究及び状況視察のため、シンガポール、オランダ領東インド、パリに留学する。帰国後、本願寺派摂護寺で布教活動に従事する。都城天竜幼稚園、日州学院を創立する。摂護寺住職、本願寺派本願寺執行所に出仕し、本願寺台湾別院輪番兼台湾開教教所賛事を経て、本願寺アメリカ合衆国開教総長となる[2]。帰国後、内務省道府県感化院教諭となる。その後、宮崎県慎修学校(現・宮崎県立みやざき学園)校長に就任する[2]。1930年1月に還俗した[2]。
現俗後に行われた第17回衆議院議員総選挙において宮崎県全県区から立憲民政党公認で立候補してトップ当選し[3]、衆議院議員を1期務めた。1932年の第18回衆議院議員総選挙で落選した[4]。1952年死去。
脚注
編集参考文献
編集- 日本国政調査会編『衆議院名鑑 第1回・1890年~第34回・1976年総選挙』国政出版室、1977年。
- 衆議院・参議院『議会制度百年史 - 衆議院議員名鑑』大蔵省印刷局、1990年。