矢吹荘司
矢吹 荘司(やぶき そうじ、1884年(明治17年)4月6日[1] - 没年不明[2])は、福島県常磐市(現・いわき市)長(1期)。
来歴
編集福島県磐前郡湯本村(のち石城郡湯本村→石城郡湯本町→常磐市、現・いわき市)出身[1]。福島県立磐城中学校(現・福島県立磐城高等学校)中退[1]。地元で農業、運送業、土建業、旅館業などを営む[1]。湯本町会議員、湯本町助役を経て、湯本町長を2期務める。1954年湯本町が市制施行し、「常磐市」が発足、これに伴い常磐市長となる。
1957年の常磐市長選挙に立候補したが、常磐炭鉱労働組合長の磯野清治に敗れた[3]。1964年の常磐市制施行10周年の記念式典には「自治功労者」として矢吹が表彰されたが、冊子には「故矢吹荘司」と書かれていて[4]、時期は不明だが、落選後に死去したと推測される。
脚注
編集参考文献
編集- 常磐市役所企画管理部編『市制十周年』常磐市役所、1965年。
- 『全国歴代知事・市長総覧』日外アソシエーツ、2022年。