京本大我

日本のアイドル、俳優、SixTONESのメンバー

京本 大我(きょうもと たいが、1994年平成6年〉12月3日[2] - )は、日本アイドル俳優男性アイドルグループSixTONESのメンバー[2]

きょうもと たいが
京本 大我
京本 大我
2022年撮影
生年月日 (1994-12-03) 1994年12月3日(29歳)
出身地 日本の旗 日本東京都
身長 174 cm[1]
血液型 B型[2]
職業 アイドル歌手俳優タレント
ジャンル テレビドラマ映画舞台
活動期間 2006年5月4日[3] -
著名な家族 京本政樹(父)
山本博美(母)
事務所 ジャニーズ事務所(2006年 - 2023年)
SMILE-UP.(2023年 - 2024年)
STARTO ENTERTAINMENT(2024年 - )
公式サイト STARTO ENTERTAINMENT > SixTONES > Profile
主な作品
テレビドラマ
私立バカレア高校
仮面ティーチャー
お兄ちゃん、ガチャ
束の間の一花
お迎え渋谷くん
映画
劇場版 私立バカレア高校
劇場版 仮面ティーチャー
忍ジャニ参上! 未来への戦い
少年たち
舞台
滝沢演舞城
エリザベート(東宝版)』
『「スーベニア」〜騒音の歌姫〜』
恋する♡ヴァンパイア
『BOSS CAT〜シャルル・ペロー長靴をはいた猫」より〜』
『HARUTO』
ニュージーズ
備考
SixTONESのメンバー。メンバーカラーはピンク[4]
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東京都出身[2]STARTO ENTERTAINMENT所属[5]

来歴

人物

入所経緯

家族旅行中にハワイの飲食店で撮影した店主との2ショット写真が偶然ジャニー喜多川の目に止まり、父親である京本政樹へ連絡が入る[21]。後日堂本光一の舞台や滝沢秀明の舞台稽古を見学したところ興味を持ち、自ら進んで舞台や稽古の見学に行くようになる。KAT-TUNのアリーナコンサートに見学に行った際、楽屋前の廊下で中島裕翔と遊びながら「青春アミーゴ」を踊っている様子をジャニー喜多川が目撃。「出てみる?」と声をかけられ、初舞台に立った。突然の東京ドームの舞台に緊張してしまったが、亀梨和也が優しく対応してくれたこともあり良い思い出であると語る[22][23]

父親

父は俳優京本政樹、母はきゃんきゃん山本博美[24]俳優の小池徹平は母方のはとこにあたる[要出典]

2013年『滝沢演舞城』で父親と初共演[21][25]。同年6月には親子で『徹子の部屋』にも出演した[26]。同公演で立ち回りをこなす父の姿を間近で見ることにより、芸能界の先輩としての尊敬の念が大きくなり、この共演をきっかけに二世であることに対する抵抗も軽減されたと語る。その後も、オーディションにより得ている仕事であっても、相変わらず二世だから仕事がもらえているという偏見の目で見られることが多かったが、それを逆手により良いものを見せることで大逆転を狙うというプラス思考に転換。必死に練習した結果新しい発声法が身に付き、ミュージカルファンからも高い評価を得ることができたという[27]。父親からは「力をつけろ」とだけ言われており、怒られることも褒められることもなく、見守ってもらっているという[28]芸能界をよく知る父親に仕事の相談をすれば正解は返ってくると分かっているが、自分の人生は自分で楽しみ、たとえ失敗しても自分の直感で動いていたいと考え、父親に仕事の相談することはないと話す[27]

二世ということで遠回りしていることもあると感じるが[29]、歌を好きになりこの世界に興味が持てたのは父親のおかげであり、二世ということに向き合い多くの人に認めてもらいたいと語る[28]

父親から朱色のギターをプレゼントしてもらい、それが自作曲「SUNRISE」のイメージにシンクロしていたという[30]。また、小学校の頃、誕生日に自分が書いた深緑のギターの絵をもとに本物のギターをプレゼントしてくれた思い出を語っている[31]

音楽

音楽が大好きで、自ら作詞作曲した曲をコンサートや舞台で度々披露している[32]。歌は活動の原動力であり、メッセージ性のある曲を制作し、ファンの人たちの気持ちに寄り添ったり元気づけたりしていきたいと語る[33]。コンサートの楽屋には毎回ギターを持参し、時間をみつけては弾いているという[34]。アイドル誌『Myojo』の読者投票によるランキング企画「あなたが選ぶJr.大賞」の「いちばん美声」部門にて2015年以降4年連続で1位を獲得しており[35][36][37][38]、ジャニーズJr.内での歌唱力はトップクラスである。

作詞・作曲に関しては、まず2013年の年末に、失恋ソング「Tears」とファンへの想いを歌った「Loving」を完成させている。自作のデモテープを事務所スタッフに聴いてもらったところ、「Loving」は温かい曲でよいが、「Tears」の方が耳に残りプロっぽい、と評されたという[39]。その後、「Tears」は2014年の『ジャニーズ銀座2014』Johnnys'Sound公演にて披露[40]、「Loving」は同年の『ガムシャラSEXY夏祭り!![41][42]』にて田中樹がラップ詞を加え披露した。田中は京本の生歌を直接携帯電話のボイスメモに録音し、それを繰り返し聴きラップ詞を制作したという[43]。翌2015年の『ジャニーズ銀座2015 』では、京本が作詞したものにジェシーがメロディーを付け作曲した「僕らの朝」をデュエットし[44][45]、2016年の『 少年たち 危機一髪!』では、手越祐也が作曲、京本が作詞した「茜空」を披露した[46]。さらに、2017年の『東西SHOW合戦』では、ジェシーと共に作詞した「Why」を披露。この曲について京本は、最初好きな人が結婚することに対する祝福ともどかしい気持ちを綴る予定であったが、周囲に結婚している人もいなかったため、普通の失恋ソングとなったと語っている[47]。同年の『サマステ 〜君たちが〜KING'S TREASURE』では、自作曲「SUNRISE」をギターの弾き語りで歌う。自分なりの応援歌であったが「勇気が出ました」というファンレターが数多く届き、拙い弾き語りでもメッセージを届けることができたと語る[48]

尊敬する先輩

尊敬する先輩は滝沢秀明手越祐也山下智久[28]戸塚祥太[49]

滝沢秀明は尊敬する先輩を超えて「師匠」であると語る[50]。以前共演した際、熱を出して挫けそうになっていたところ、滝沢が自分より高熱を出していたにもかかわらず毅然と舞台に立っていたことを知り、自分の甘さを反省するきっかけになったという。それ以降滝沢が自分のプロ意識の基準となったと語る[51]。また、滝沢の舞台に出演することにより、"ひとりではできないこともある。みんなでひとつのものを作り上げる素晴らしさ"を気づかせてくれたと語る[52]。ミュージカル『エリザベート』出演時に滝沢より贈られたピンクの名前入りののれんが宝物である[22]。お礼の電話をしたところ、戦ってこいよ、と後押しされ戦闘力が上がったと語る[28]

A.B.C-Zの戸塚祥太は京本がギターを弾くきっかけとなった。KAT-TUNのコンサートのバックヤードで戸塚がMr.Childrenの「HANABI」をギターで弾いていたのを見て、これまで父親からもらったものの手にしなかったギターを弾き始めるようになったという[53]。尊敬する先輩からギターを貰えたら最高だな、とお願いしたところ戸塚愛用のギターを贈られ、そのギターで毎日練習をしている[49]。2015年初出演『少年たち 世界の夢が…戦争を知らない子供達』の公演前は緊張状態が続いていたため戸塚に相談したところ的確なアドバイスをもらい、その言葉に救われたという[54]

中学1年生の時に手越祐也の歌声を聴いてから憧れるようになる[55]。食事に行き音楽の話をしたり、歌の指導をしてもらったりしている。憧れの先輩の前で歌うのは緊張するがアドバイスを貰えて嬉しかったという[56]。『 少年たち 危機一髪!』では、手越作曲京本作詞の共作「茜空」を披露。制作には4か月ほどかけたという[57]。同曲は2018年『ジャニーズJr.祭り 2018』SixTONES単独公演でも自身のソロ曲として選曲。手越のコーラス、戸塚からもらったギターでの弾き語りで歌い上げた[58]

趣味

18歳頃から友達と休みの日に京都に行ってお寺巡りをしていたが[59]、19歳の頃から一人で京都や奈良を訪れ本格的にお寺や神社巡りをするようになる[60]。2017年になり御朱印帳の存在を知り[59]、御朱印集めをするようになる[61]。参拝することで心が癒されるパワースポットであり[60]、また御朱印を集めることで自分がおまいりをした証が残せるため、御朱印帳が自分にとってお守りのような役割を果たしてるという[59]。2冊目に京都南禅寺のトラが描かれた御朱印帳を入手している[62]。 これまでに三十三間堂[60]清水寺六波羅蜜寺六角堂[59]、などを訪れている。『少年たち LIVE』期間中はSnow Man岩本照と早朝から神社巡りをし、ツアー中に10箇所以上訪れた[60]。日本テレビ系バラエティ番組『沸騰ワード10』では、「御朱印に取り憑かれた京本大我(SixTONES)」という企画コーナーが放送されている[63]

性格・嗜好

  • 慎重派かつ心配性であり、自分が納得いくまで準備しないと緊張が取れないという[64]。それを克服するために本番前は余裕という言葉をよく使うようになりそれが口癖となった[22]
  • 「あんず」というヨークシャーテリアを飼っており[22]、夜の公園に散歩に出かけることが癒しの一つになっている[65]
  • 名探偵コナン』が好きで[66]Travis Japan七五三掛龍也らと共に期間限定のコナンカフェに行ったり[67]、自分の誕生日以外で好きな日に江戸川コナンの誕生日5月4日を上げるほどである[68]
  • トマトが大好きで3歳の頃から毎日のように食べている[69]

出演

ユニットでの出演はKitty Jr.少年邦楽専科SixTONES#出演を参照。個人での出演のみ記載。

舞台

テレビドラマ

映画

テレビアニメ

  • 半妖の夜叉姫 第43話(2022年2月12日、読売テレビ・日本テレビ系)- 6x’s・ジュリアン 役(ゲスト)[121]

音楽番組

バラエティ番組

配信ドラマ

ラジオ

CM

コンサート

  • you達の音楽大運動会(2006年9月30日 - 10月1日、国立代々木第一体育館[132]
  • ジャニーズJr. の大冒険!'07@メリディアン(2007年8月15日 - 24日、ホテル・グランパシフィック・メリディアン「パレロワイヤル」)
  • A.B.C-Zプロデュース フレッシュジャニーズJr.フェスティバル「みんなクリエに来てクリエ!」Part3(2010年5月28日 - 31日、シアタークリエ
  • 年末ヤング東西歌合戦!東西Jr.選抜大集合2010!(2010年11月27日、NHKホール
  • フレッシュジャニーズJr. IN 横浜アリーナ(2012年12月16日、横浜アリーナ)
  • JOHNNYS' Worldの感謝祭 in TOKYO DOME(2013年3月16日 - 17日、東京ドーム)
  • ガムシャラ J's Party !! Vol.4(2014年5月13日 - 14日、EXシアター六本木
  • ガムシャラ J's Party !! Vol.5(2014年6月4日 - 5日、EXシアター六本木)
  • ガムシャラ Sexy 夏祭り !! (2014年7月31日 - 8月8日、EXシアター六本木)
  • ガムシャラ J's Party !! Vol.6(2014年12月17日 - 18日、EXシアター六本木)[133]
  • ガムシャラ J's Party !! Vol.7(2015年1月23日 - 26日、EXシアター六本木)
  • ガムシャラ J's Party !! Vol.8(2015年2月19日 - 21日、EXシアター六本木)
  • ガムシャラ J's Party !! Vol.9 〜春休みコンサート〜(2015年3月30日 - 4月2日、EXシアター六本木)

イベント

オリジナル曲

JASRAC公式サイトの「作品データベース検索サービス」[136]におけるアーティスト名「京本大我」での登録内容をもとに記述。

  • Tears(作詞・作曲:京本大我)JASRAC作品コード:200-1174-1
  • 茜空(作詞:京本大我、作曲:手越祐也)JASRAC作品コード:221-8626-3
  • 癒えない(作詞:京本大我、作曲:飯田涼太)JASRAC作品コード:244-7687-1
  • THE OTHER SIDE(作詞:新美香、作曲:高橋哲也)JASRAC作品コード:220-0066-6
  • We can't go back - 『CREAK』<初回盤B>収録

ユニット・デュエット曲

ジェシー
  • 僕らの朝(作詞:京本大我、作曲:JぇSSE)JASRAC作品コード:208-8058-8
  • WHY (作詞:JぇSSE /京本大我、作曲:BOYES PETER /HALLGREN JON)JASRAC作品コード:1K3-6311-1[47]
松村北斗
  • ってあなた -『1ST』〈初回盤B:音色盤〉収録
田中樹
  • With The Flow - 『CITY』〈初回盤B〉収録
髙地優吾
  • ラ・ラ・ラ・ラブストーリー - 『』〈初回盤B〉収録
森本慎太郎
  • 希望の唄 - 『THE VIBES』〈初回盤B〉収録

書籍

  • 劇場版「仮面ティーチャー」オフィシャル・ブック(2014年2月、角川メディアハウス) ISBN 9784048949415

雑誌連載

脚注

注釈

  1. ^ 父の京本政樹による以下の日記では、2006年のゴールデンウィークに見学に行ったKAT-TUNのコンサートに、ジャニー喜多川の誘いに応じて出演。その後レッスンに通い始めたという[6]
  2. ^ 当初は2020年5月に公演が決定していたが[93]新型コロナウイルス感染拡大の影響で全公演が中止となっていた[94]
  3. ^ 公演関係者計9人の新型コロナウイルス感染症陽性が確認されたため、当初の初日とされていた2日および3日の公演は中止となった[96]

出典

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  37. ^ 「第23回 あなたが選ぶJr.大賞 『いちばん美声』第1位 京本大我」『Myojo』2016年4月号、18ページ
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外部リンク