NC-17指定の映画一覧

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NC-17指定の映画一覧(NC17していのえいがいちらん)は、NC-17指定(18歳未満・17歳以下鑑賞禁止)を受けた映画の一覧。該当シーンをカット、もしくは修正して指定を回避した映画も併記する。当然ながら、これはアメリカ合衆国の映画審査機関であるMPAの基準による区分であり、日本を始めとする諸外国では適用されない。右記は補足情報。

NC-17
NC-17

なお、「17」とある為誤解されることがあるが、「17禁」ではなく「18禁」になる。

概要 編集

NC-17は「No one 17 and under admitted.」の略。1990年まで「X指定(X-rated)」という名称だった区分で、日本映画倫理機構(映倫)でいうR18+指定(成人映画)に相当する。R指定(17歳未満は成人保護者の同伴必須)よりも制限が厳しい区分で、17歳以下の劇場鑑賞やDVDビデオの購入・レンタルは全面的に禁止される。

審査基準は映倫よりもはるかに厳しく、日本ではG(全年齢対象)や、PG12指定R15+指定、だった映画(アニメ映画も含む)が指定されるケースも多々ある[1]

劇場公開にあたっては、この指定を受けると上映劇場と客層が限定されてしまい、必然的に興行収入が激減する。そのためプロデューサーや配給会社の判断で該当シーンをカット、もしくは修正して1ランク下のR指定に落とし公開するのが通例である。

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注意事項

  • 日本に正式に輸入されていない映画は記載不可(ビデオスルー(劇場未公開)作品は可)。
  • 米国に正式に輸入されていない邦画は記載不可(ビデオスルー(劇場未公開)作品は可)。
  • アダルトビデオは記載不可(ポルノ映画は可)。
  • 右記の"【】"は日本(映倫、もしくはビデ倫、ビデオメーカー)のレイティングを表す。
  • 公開済みでも一覧に含まれていない作品があります。上記の事項を守って作品を追加してください。

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脚注 編集

  1. ^ a b c 大路実歩子 (2015年12月25日). “「R指定」の基準って?R指定にまつわるあれこれ”. おたくま経済新聞. 2023年11月11日閲覧。
  2. ^ “性癖に刺さる”リゾート・スリラー「インフィニティ・プール」4月公開 監督はブランドン・クローネンバーグ”. 映画.com. 2024年2月17日閲覧。
  3. ^ これは、アメリカの多くの映画館は劇場連盟に加盟しており、同連盟の規定により、MPAAがレーティングした映画しか上映できないことになっているためである。
  4. ^ ペドロ・アルモドバルの新作にNC-17指定|シネマトゥデイ”. シネマトゥデイ (2004年11月28日). 2023年12月9日閲覧。
  5. ^ ハーベイ・ワインスタインが「ブルー・バレンタイン」のNC-17指定を覆す”. 映画.com. エイガ・ドット・コム (2010年12月10日). 2011年1月8日閲覧。

関連項目 編集

外部リンク 編集