黄金の七人』(おうごんのしちにん、Sette uomini d'oro)は、1965年イタリア犯罪コメディ映画

黄金の七人
Sette uomini d'oro
監督 マルコ・ヴィカリオイタリア語版
脚本 マルコ・ヴィカリオ
マリアノ・オゾレス
ノエル・ギルモア
製作 マルコ・ヴィカリオ
ウーゴ・トゥッチ
出演者 ロッサナ・ポデスタ
フィリップ・ルロワ
音楽 アルマンド・トロヴァヨーリ
撮影 エンニオ・グァルニエリイタリア語版
編集 ロバート・チンクイニイタリア語版
製作会社 As Films Producción
Atlantica Cinematografica Produzione Films
Paris Union Films
配給 イタリアの旗 L'Atlantica Cinematografica
日本の旗 東和
公開 イタリアの旗 1965年10月21日
日本の旗 1966年3月19日
上映時間 95分
製作国 イタリアの旗 イタリア
言語 イタリア語
次作 続・黄金の七人 レインボー作戦
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監督はマルコ・ヴィカリオイタリア語版、出演はロッサナ・ポデスタフィリップ・ルロワなど。スイス銀行から強奪した金の延べ棒をめぐる、1人の教授と謎の美女、6人の男たちの騙し合いと駆け引きを描いた娯楽作である。

日本では『ルパン三世』の元ネタになったとされている[1]。また、1972年4月5日から日本テレビ系列で放送が開始された『水曜ロードショー(現・金曜ロードショー)』の第1回放送作品である。

ストーリー 編集

スイスジュネーブで、ある銀行が誇る最新式の大金庫に大量の金の延べ棒が収められる。“教授”に率いられた6人の男と1人の女は、綿密な計画と万全の装備、抜群のチームワークで白昼堂々、7トンもの黄金を盗み出すことに成功する。 しかし、そこから黄金を巡って、6人を裏切る教授と、さらに教授を裏切る女、教授を追う6人の騙し合いが始まる。

キャスト 編集

役名 俳優 日本語吹き替え
日本テレビ NETテレビ テレビ東京
ジョルジャ ロッサナ・ポデスタ 山東昭子 鈴木弘子 小原乃梨子
“教授”アルベール フィリップ・ルロワ 矢島正明 広川太一郎 西沢利明
アドルフ ガストーネ・モスキンイタリア語版 富田耕生 小林清志 細井重之
アルド ガブリエレ・ティンティイタリア語版 野島昭生 牛山茂
アウグスト ジャン・ピエロ・アルベルティーニイタリア語版 須永宏 峰恵研
アンソニー ダリオ・デ・グラッシイタリア語版 津嘉山正種 広瀬正志
アルフォンソ マヌエル・サルツォスペイン語版 西山連 岡田吉弘
アルフレッド モーリス・ポリ 青野武 秋元羊介
警察署長 エンニオ・バルボイタリア語版 久松保夫 兼本新吾
アマチュア無線家 アルベルト・ボヌッチイタリア語版 金尾哲夫
銀行の頭取 ホセ・スアレススペイン語版 山内雅人 西田昭市 嶋俊介
車掌 朝戸鉄也
主任 藤城裕士 城山知馨夫
秘書   渡辺典子 斉藤とも子
交換手 秋山公美
牧師(1) 西川幾雄
牧師(2) 試行忠
旅行案内 水鳥鉄夫 松熊信義
不明
その他
高瀬佳子
演出 長野武二郎 長野武次郎
翻訳 大野隆一 宇津木道子
効果 松田良雄/南部満治
調整 遠西勝三
制作 ニュージャパンフィルム ニュージャパンフィルム
解説
初回放送 1972年4月5日
水曜ロードショー
21:30-22:56
1975年4月19日
土曜映画劇場
1982年11月18日
木曜洋画劇場

※キングレコード発売の『黄金の七人 Blu-ray BOX(初回限定生産版)』には日本テレビ版とテレビ東京版の2バージョンの吹替が収録されている。

スタッフ 編集

出典 編集

  1. ^ 黄金の七人”. シネフィルWOWOW. 2020年6月30日閲覧。

関連項目 編集

外部リンク 編集