「それって、for 誰?」part.1

日本のシングル
Base Ball Bear > 「それって、for 誰?」part.1

「それって、for 誰?」part.1」(それって フォー だれ パートワン)は、Base Ball Bearの17枚目のシングル[1]

「それって、for 誰?」part.1
Base Ball Bearシングル
初出アルバム『C2
リリース
ジャンル ロック
レーベル EMI Records
プロデュース 玉井健二
チャート最高順位
  • 週間25位(オリコン
  • 週間11位(オリコンROCK)
Base Ball Bear シングル 年表
ファンファーレがきこえる/senkou_hanabi
(2013年)
「それって、for 誰?」part.1
(2015年)
文化祭の夜
(2015年)
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解説 編集

画像外部リンク
  「それって、for 誰?」part.1の画像
Base Ball Bear公式サイト
  • 前作「ファンファーレがきこえる/senkou_hanabi」から約1年8か月ぶりのリリースとなる2015年第一弾シングル。
  • シリーズ“三十一”と題し、3ヶ月連続3タイトルでCD+CDの2Discからなる“エクストリーム・シングル”の1作目。完全生産限定盤での発売。紙ジャケット仕様。
  • DISC.2には、6月13日に行われた「日比谷ノンフィクションIV」のライブ音源を収録[2]
  • オリコンチャートの2015年08月17日付週間CDシングルランキングでは、4,662枚を売り上げ25位にランクインした[3]
  • この作品から6thフルアルバム『C2』までのジャケットデザインには、2006年にリリースされた『C』などの作品に組み込まれた「電波塔マーク」が再度使用されている。

批評家による評価 編集

『「それって、for 誰?」part.1』は音楽評論家による批評が行われている[4]。音楽雑誌『MUSICA』では、宇野維正、池上麻衣、金子厚武3人からなるレビューアーに批評されている[4]。そのうち伊藤はレビューで「あの色っぽさと青春のほとばしりが奇跡的に共存している河床が何よりも最高。SNS時代に的確な批判的視点も投げかけている歌詞も素晴らしいんですけどね。」と本作の歌唱について評価、制作姿勢を称賛した。また、次項では池上が後記のように綴る。「自己も他者も社会も、ポップスで皮肉って来たベボベだが、今作ではSNSに生きる人々に警鐘を鳴らしながら、痛烈に批判。されど、自虐と自己批評に戻っていくスタイルは客観の極みを尽くして生まれた『二十九歳』というアルバム以降の新たなスタンスだろう。」と宇野同様にSNSに対する批判を含ませた今作についての記述を多く含ませた内容となっている[4]

収録曲 編集

映像外部リンク
  Base Ball Bear「それって、for 誰?」part.1 - YouTube - [Base Ball Bear公式チャンネル]によるミュージックビデオへのリンク。
DISC.1
  1. 「それって、for 誰?」part.1(作詞・作曲:小出祐介、編曲:Base Ball Bear、玉井健二
  2. 「それって、for 誰?」part.1(Instrumental)
  3. アルバム特報
DISC.2
  • 2015.6.13 ワンマンライブ「日比谷ノンフィクションIV」ライブ音源
  1. CRAZY FOR YOUの季節
  2. Transfer Girl
  3. yellow
  4. そんなに好きじゃなかった
  5. 愛はおしゃれじゃない
  6. Tabibito In The Dark
  7. 十字架You and I
  8. changes
  9. ELECTRIC SUMMER
  10. UNDER THE STAR LIGHT
  11. 魔王
  12. PERFECT BLUE

脚注 編集

  1. ^ Base Ball Bear、過剰シングルで聴き放題時代にカウンター”. BARKS (2015年6月13日). 2015年6月13日閲覧。
  2. ^ Base Ball Bear、“「それって、for 誰?」part.1”MVフル公開”. RO69 (2015年8月4日). 2015年8月19日閲覧。
  3. ^ 週間 CDシングルランキング”. オリコン (2015年8月9日). 2015年8月19日閲覧。
  4. ^ a b c 『MUSICA』第9巻9号 p127
  5. ^ Base Ball Bear公式サイト(2015年7月15日閲覧。)