きばいやんせ!私』(きばいやんせ わたし)は、2019年3月9日公開の、足立紳の原作による日本のコメディー映画である[1][2]武正晴が監督を、足立紳と山口智之が脚本を担当し、夏帆が主演を務めた[3][4]

きばいやんせ!私
監督 武正晴
脚本 足立紳
山口智之
原作 足立紳
製作 嶋田豪(統括プロデューサー)
村田亮(プロデューサー)
製作総指揮 高橋康夫
出演者 夏帆
太賀
岡山天音
坂田聡
眼鏡太郎
宇野祥平
鶴見辰吾
徳井優
愛華みれ
榎木孝明
伊吹吾郎
音楽 山元淑稀
主題歌 花岡なつみ「Restart」
撮影 西村博光
編集 洲崎千恵子
製作会社 アイエス・フィールド
レシピ
配給 アイエス・フィールド
公開 2019年3月9日
上映時間 116分
製作国 日本の旗 日本
言語 日本語
テンプレートを表示

概要 編集

鹿児島県南大隅町出身で、不倫疑惑を週刊誌にすっぱ抜かれたことが原因で左遷され、投げやりな人生を送るテレビ局女性アナウンサー児島貴子が、郷里の「御崎祭り」の取材のため同町を再訪し、同級生で畜産農家の橋脇太郎ら地元の人々との交流を通じて人生と向き合う姿を描いている[2][3]

本作のタイトルにある「きばいやんせ!」とは鹿児島弁で「頑張れ!」という意味の言葉であり、本作の主人公、児島が左遷の結果やる気を失ったものの立ち直る姿を応援するストーリーにかかっている[注釈 1]

キャスト 編集

スタッフ 編集

  • 原作:足立紳
  • 監督:武正晴
  • 脚本:足立紳、山口智之
  • 音楽:山元淑稀(山本淑稀
  • 主題歌:花岡なつみ「Restart」(テイチクエンタテインメント
  • エグゼクティブプロデューサー:高橋康夫
  • 統括プロデューサー:嶋田豪
  • プロデューサー:村田亮
  • 協力プロデューサー:鈴木政信、星野晴美
  • 撮影:西村博光
  • 照明:常谷良男
  • 録音:石寺健一
  • 美術:野々垣聡
  • スタイリスト:浜井貴子
  • メイク:小沼ミドリ
  • 編集:洲崎千恵子
  • 助監督:木ノ本豪
  • ラインプロデューサー:奥泰典

脚注 編集

注釈 編集

  1. ^ これについて映画評論家秋本鉄次は、元恋人とされる新井浩文が自身と交際中に起こした強制性交容疑で逮捕され、公開日時点で苦境にあると考えられるヒロイン夏帆の姿にもかぶるとして「きばいやんせ、夏帆!」との言葉を寄稿している[5][6]

出典 編集

  1. ^ “夏帆主演「きばいやんせ!私」ポスター解禁!19年3・9公開決定”. TV LIFE (学研プラス). (2018年12月6日). https://www.tvlife.jp/entame/200841 2019年5月5日閲覧。 
  2. ^ a b 映画「きばいやんせ!私」 予告編”. YouTube. isfieldmovie (2019年2月6日). 2023年7月5日閲覧。
  3. ^ a b “本土最南端の祭り再現 映画で見る側に挑む”. 日本経済新聞 (日本経済新聞社). (2019年3月9日). https://www.nikkei.com/article/DGKKZO42039430V00C19A3BC8000/ 2023年7月5日閲覧。 
  4. ^ “楽しく暴れた毒づいた 「きばいやんせ!私」に主演、夏帆”. 朝日新聞デジタル (朝日新聞社). (2019年3月8日). https://www.asahi.com/articles/DA3S13925182.html 2019年3月8日閲覧。 
  5. ^ ““元恋人”逮捕の夏帆が、不倫女子アナに挑戦『きばいやんせ! 私』”. まいじつ (株式会社日本ジャーナル出版). (2019年3月9日). https://myjitsu.jp/archives/77434 2023年7月5日閲覧。 
  6. ^ 夏帆が通い詰めた新井浩文容疑者の億ションでなぜ、事件が… 派遣マッサージの危うい実態”. AERA dot.. 週刊朝日. 朝日新聞出版 (2019年2月6日). 2023年7月5日閲覧。
  7. ^ a b c d e きばいやんせ!私 公式サイト内 出演者情報