せっつ (フェリー)

ウィキメディアのカテゴリ

せっつは、阪九フェリーが運航しているフェリー

せっつ
基本情報
船種 フェリー
船籍 日本の旗 日本
所有者 阪九フェリー
運用者 阪九フェリー
建造所 三菱重工業下関造船所
母港 神戸
姉妹船 やまと
信号符字 JD4659[1]
IMO番号 9860831
MMSI番号 431014026
経歴
起工 2018年11月27日[2]
進水 2019年8月2日[2]
竣工 2020年2月27日[2]
就航 2020年3月10日
現況 就航中
要目
総トン数 16,292 トン[2]
載貨重量 約6200トン[2]
全長 195.0 m[2]
垂線間長 179.6 m
全幅 29.6 m[2]
機関方式 ディーゼル
主機関 バルチラ 14V31 2基[2]
出力 8540kw×2[2]
最大速力 25.0ノット[2]
航海速力 23.5ノット[2]
旅客定員 663名[2]
乗組員 36名[2]
車両搭載数 8.5tトラック277台、乗用車188台[2]
テンプレートを表示
六甲アイランドに停泊中の「せっつ」と「さんふらわあ ごーるど

概要 編集

やまとつくしの代替船として2018年に発注され、僚船のやまと(2代)とともに三菱重工業下関造船所で建造された。船名は1995年「フェリーせっつ」以来の神戸航路への新造船投入となることから「せっつ」の名を受け継ぐ形とした[2]

船内 編集

船内インテリアは「星空と海をのぞむ癒しの旅」を同型二隻のコンセプトとし、本船は港町神戸をイメージした内装で明るいイメージとした[2]。また7階には星空と瀬戸内海の夜景を楽しめるよう大型の窓が配された。

7階
  • ロイヤル(2名×2室)
  • スイート(2名×20室)
  • デラックスシングル(1名×46室)
  • 大浴場・露天風呂
  • 展望ロビー
6階
  • デラックス(和洋室3名×33室・和室3名×6室)
  • スタンダード洋室(12室)
  • レストラン
5階
  • デラックス洋室(通常4名×21室・バリアフリー2名×2室・ウィズペット2名×2室)
  • スタンダード洋室(4室)
  • スタンダード和室(14名×2室)
  • ドライバーズルーム/スタンダードシングル(1名×110室)
  • 売店
  • カラオケルーム
  • キッズルーム
  • 授乳室
  • ロビー・案内所 - 白と青を基調に明るい印象とし、コーナーには神戸ポートタワーモザイク大観覧車・神戸メリケンパークオリエンタルホテルなどといった神戸のランドマークのイラストが描かれた[2]

脚注 編集

  1. ^ 外部との通信は国際VHF(総務省免許状等情報 せっつ)とインマルサット(識別信号 431282000)。なお「船内・ターミナル 無料Wi-Fiサービス」あり。
  2. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q 阪九フェリーせっつ・やまと - にっぽん全国たのしい船旅2020-2021(イカロス出版)

外部リンク 編集