たのしく たのしく やさしくね

たのしく たのしく やさしくね」は、日本の女性歌手、華原朋美の8枚目のシングル。小室哲哉プロデュースによる楽曲である。

たのしく たのしく やさしくね
華原朋美シングル
初出アルバム『storytelling
リリース
ジャンル J-POP
時間
レーベル ORUMOK RECORDS
プロデュース TETSUYA KOMURO
チャート最高順位
  • 週間1位(オリコン
  • 1997年9月度月間13位(オリコン)
  • 1997年10月度月間11位(オリコン)
  • 1997年度年間78位(オリコン)
華原朋美 シングル 年表
LOVE IS ALL MUSIC
(1997年)
たのしく たのしく やさしくね
(1997年)
I WANNA GO
(1998年)
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解説 編集

  • カネボウ化粧品「Bronzelove(ブロンズラヴ)」の大好評に続き、起用され出演した「REVUE」ブランドのエステクチュール・ジェルファンデーションのTV-CFソングキャッチフレーズは「ちいさい顔、キマル。」。
  • CMでは、2曲目の[Kanebo CM Version]が使われた。
  • オリコン初登場1位を獲得した。「save your dream」「Hate tell a lie」「LOVE IS ALL MUSIC」に続き、4作連続で1位を獲得した(いずれもCMソング)。
  • 2023年現在、本作品が最後のオリコンチャート1位を獲得したシングルとなっている。
  • シングルでは初となった、小室と華原の共同作詞による楽曲である。アルバムでは、1枚目の『LOVE BRACE』の収録曲「MOONLIGHT」や、2枚目の『storytelling』の収録曲「afraid of tonight」で共作している。
  • 2013年に発売した『DREAM -Self Cover Best-』でセルフカバーした際には、ピアノバラードで蘇り、アルバムのラストを飾っている。
  • 当時小室を含めたスタッフの日々の大変さを見て「せめて私だけでも楽しく優しくしてあげたい、自分を含む周囲を和らげたい」という気持ちで手紙を書く要領で詞を書いた。後に華原が厳選して小室に渡した後、引用してもらったのを聞いた際には「本当の意味でプロデューサーとアーティストの関係になれた」と嬉しさを話している[1]。しかし後に本人より「何もかもが悲しかった。だから、自分に『たのしく、たのしく』と言い聞かせながら歌っていた」と語られている[2]

主な記録 編集

  • 1997年度年間オリコンシングルチャート78位。
  • COUNT DOWN TV』1997年間総合ランキング75位。
  • HEY!HEY!HEY! MUSIC CHAMP'97』年間パーフェクトランキング54位。

収録曲 編集

  1. たのしく たのしく やさしくね [Original Mix]
  2. たのしく たのしく やさしくね [Kanebo CM Version]
  3. たのしく たのしく やさしくね [Summer Night Mix]
  4. たのしく たのしく やさしくね [Karaoke Mix]
Composed & Arranged by Tetsuya Komuro, Written by Tetsuya Komuro & Tomomi Kahala
Mixed by Keith "KC" Cohen, Remixed by George Black (#3)
Performed by Tomomi Kahala

収録アルバム・PV集 編集

オリジナルアルバム
  • storytelling(2ndアルバム)
    • たのしく たのしく やさしくね [album version]
    • たのしく たのしく やさしくね [TK remix]
ベストアルバム
PV
  • 「very best of MUSIC CLIPS」EXTRA TRACK(DVD
その他
  • HOW TO MAKE TOMOMI KAHALA 華原朋美はいかにして華原朋美となり得たか
    ローソン予約限定で発売されたヒストリー・ビデオ

出典 編集

  1. ^ 角川書店刊『月刊カドカワ』1997年11月号27P-28Pより。
  2. ^ CCCメディアハウス刊「Pen」2013年2月1日号より。