ひこしま (掃海艇)
はつしま型掃海艇
ひこしま(ローマ字:JDS Hikoshima, MSC-669)は、海上自衛隊の掃海艇。はつしま型掃海艇の21番艇。艇名は彦島に由来する。
ひこしま | |
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基本情報 | |
建造所 | 日本鋼管鶴見造船所 |
運用者 | 海上自衛隊 |
艦種 | 掃海艇 |
級名 | はつしま型掃海艇 |
艦歴 | |
発注 | 1986年 |
起工 | 1987年5月12日 |
進水 | 1988年6月2日 |
就役 | 1988年12月15日 |
除籍 | 2008年3月11日 |
要目 | |
基準排水量 | 440トン |
満載排水量 | 520トン |
全長 | 55.0m |
最大幅 | 9.4m |
深さ | 4.2m |
吃水 | 2.5m |
機関 | 三菱6NMU-TA-I ディーゼルエンジン × 2基 |
出力 | 1,400PS |
推進器 | スクリュープロペラ × 2軸 |
最大速力 | 14ノット |
乗員 | 45名 |
兵装 | JM61-M 20mm機銃 × 1門 |
レーダー | OPS-9B 水上 |
ソナー | ZQS-2B 機雷探知機 |
その他 |
掃海装備 75式機雷処分具 S-4 67式普通掃海具(O型)改4 85式磁気掃海具 S-6 71式音響掃海具 S-2 |
艦歴
編集「ひこしま」は、昭和61年度計画掃海艇369号艇として、日本鋼管鶴見造船所で1987年5月12日に起工され、1988年6月2日に進水、1988年12月15日に就役し、第1掃海隊群第14掃海隊に編入され呉に配備された。
1991年4月26日から自衛隊初の海外派遣となった湾岸戦争後のペルシャ湾掃海任務(湾岸の夜明け作戦)に派遣され、10月30日に帰国した。
1998年3月23日、佐世保地方隊沖縄基地隊第46掃海隊に編入。
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銘板
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舵輪
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号鐘と記念盾
参考文献
編集- 石橋孝夫『海上自衛隊全艦船 1952-2002』(並木書房、2002年)
- 『世界の艦船 海上自衛隊木造掃海艇建造史』(海人社、2010年)