ほんの5g
『ほんの5g』(ほんの5グラム)は、1988年11月26日公開の日本映画。監督は太田圭で、富田靖子主演映画として企画され、歌手デビュー前の福山雅治が相手役としてオーディション選出されて俳優デビューとなった。なお、タイトルの“5g”とは、パチンコ玉1個の重さのことである。
ほんの5g | |
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監督 | 太田圭 |
脚本 |
一色伸幸 丸内敏治 |
出演者 |
富田靖子 福山雅治 布川敏和 |
音楽 | 田中公平 |
撮影 | 上田正治 |
編集 | 川島章正 |
配給 | 松竹 |
公開 |
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上映時間 | 92分 |
製作国 |
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言語 | 日本語 |
解説編集
福山雅治が所属する事務所アミューズが10周年を記念して製作した、10本の映画作品のうちの1作。主な他の出演者は、布川敏和など。
漫画家のいしかわじゅん、指圧師の浪越徳治郎も脇役で出演している。
パチンコ店のロケは、武蔵小山駅前にあったパチンコ店「パチンコ26号線(現在は閉店)」で行われた。
ストーリー編集
寿明日香、島根県出身、短大生、20歳。就職活動に明け暮れる忙しい日々を送っているが、届くのは不採用通知ばかり。田舎の母から送られてきた見合写真にも、幼なじみの三蔵との付き合いにも、そして自分自身にも嫌気がさしていた。ある日、フラフラとパチンコ屋へ足を踏み入れた明日香は、生まれて初めてのパチンコでまさかの“777”の大フィーバー。その瞬間から明日香の単調な生活に変化が表れ始めた…。