みかん鍋(みかんなべ)は、屋代島(周防大島)(山口県大島郡周防大島町)のご当地グルメとして開発された鍋料理

概要

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2006年10月15日に周防大島で行われたイベント『周防大島まるかじり』の呼び物として、地元の周防大島町観光協会農業協同組合の合同事業で誕生した[1]。周防大島は温暖な気候からウンシュウミカンの栽培が盛んであり、みかんと地魚を組み合わせた料理として「ミカンを使った鍋料理」の企画が持ち上がり、試行錯誤の末に「焼いたみかんを鍋に入れる」アイディアが生み出されたものである。

周防大島町観光協会では、みかん鍋の定義として以下の4項目を掲げている[2]

  1. 体に優しい橘皮が香る「鍋奉行御用達」の焼きみかん
    小ぶりのみかんを丸のままオーブンで焼き、皮をむかずにそのまま鍋に用いる。
    周防大島産の鍋用のみかんは「鍋奉行御用達」の焼印が押してあるのが特徴。
  2. 爽やかな柑橘の香りを練り込んだ地魚のつみれ
  3. 薬味としてピリリと辛いみかん胡椒
    「みかん胡椒」とは青唐辛子とみかんの皮を練り合わせたもので、いわゆる柚子胡椒の変種である。
  4. お鍋の最後はふわふわメレンゲによるみかん雑炊

上記の定義以外の部分は自由に調理してよく、店ごとに味わいが異なるという[1]

脚注

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外部リンク

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