やくざの歌』(やくざのうた、Song of the Yakuza )は、1963年日本映画主演千葉真一監督若林幹製作東映モノクロシネマスコープ、75分。

やくざの歌
Song of the Yakuza
監督 若林幹
脚本 池田雄一
出演者 千葉真一
北島三郎
本間千代子
宮園純子
曽根晴美
十朱久雄
北竜二
谷幹一
佐々木孝丸
村田英雄
音楽 船村徹
主題歌 北島三郎演歌師
撮影 高梨昇
編集 長沢嘉樹
製作会社 日本の旗 東映
配給 日本の旗 東映
公開 日本の旗 1963年9月8日
上映時間 75分
製作国 日本の旗 日本
言語 日本語
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解説 編集

若いながらもやくざの幹部として重きをなしていた一徹な男が、流し演歌師の兄やその妹と交流していくうちに、親分の陋劣さや裏社会の理不尽に気づき、悪逆非道なやくざたちと対決する物語[1]。決闘や清純な恋のストーリーに歌謡曲がマッチするよう流れていく[1][2]。やくざの世界から抜け出ようとする熱血漢の主人公に千葉真一[1]脇役には主人公に助けられるヒロインに本間千代子、その兄で演歌師に北島三郎、客分として神戸からやってきた組長の息子に曽根晴美、BARあさぎりのホステスに宮園純子、ヒロインが働く珈琲店のオーナーに十朱久雄、主人公と演歌師を慕う易者に谷幹一、やくざの組長に佐々木孝丸北竜二、一匹狼のやくざに村田英雄らが配された。

キャッチコピーは「撃ってみろ!突いてみろ!男やくざだ、仇に散るような命は持たぬ!!」。

ストーリー 編集

早瀬組の新田俊次は若いにもかかわらず腕が立ち、幹部として一目を置かれていた。ある日、組に客人として、神戸の双葉組の息子・真がやってきた。俊次は傲慢な態度をする真が気に食わない。兄貴分の山中に諭され、やるせない思いをしながら渋谷の縄張りを見回りへ出かけた。そこでチンビラに有り金を奪われた女子学生の紀子と出会う。金を取り返したことが縁で、二人は親しくなっていく。ある夜、俊次は真に絡まれていた流しの演歌師の三郎を助けたことから、三郎と紀子が兄妹と知る。このことが縁で俊次・紀子・三郎は一層親しくなるが、やがて彼らは裏社会の争いに否応なしに巻き込まれていく。

キャスト 編集

スタッフ 編集

主題歌・挿入歌 編集

主題歌
挿入歌
  • ブンガチャ節
  • コロンビアレコード
  • 作詞 : 星野哲郎
  • 作曲 : 船村徹
  • 唄 : 北島三郎

脚注 編集

外部リンク 編集