アエードーン古希: Ἀηδών, Aēdōn)は、ギリシア神話に登場する女性である。長母音を省略してアエドンとも表記される。

ホメーロスによれば、ゼウスに罰せられたパンダレオースの娘。彼女はテーバイの王ゼートスとの間に2人の子をもうけたが、夫の兄弟であるアンピーオーンの妻ニオベーが14人の子を生んだのをねたみ、ニオベーの子を殺そうとして、誤ってわが子を殺してしまった。悲しみにくれる彼女を哀れんだゼウスは、アエードーンの姿をナイチンゲールに変えた。

また別の話では、ポリュテクノス(技巧な大工)の妻。夫婦仲のよさを自慢したため女神ヘーラーの怒りを招き、2人は仲たがいする。夫が妹のケリドニスを誘惑した復讐に息子イティスを殺す。哀れんだゼウスがアエードーンをウグイス、ケリドニスをツバメ、ポリュテクスをキツツキに変えたという。

参考文献編集