アジアソフトテニス選手権

アジアソフトテニス選手権 (: Asian Soft Tennis Championships) は、アジアソフトテニス連盟 (: Asian Soft Tennis Federation、略称:ASTF) によって4年ごとに開催される、ソフトテニスのアジア選手権である。1955年から1973年まで開催されたアジア選手権[1]とは異なる大会である。

アジアソフトテニス選手権
競技ソフトテニス
開始年1988年
アジア
前回優勝男子ダブルス:船水颯人上松俊貴
女子ダブルス:中川瑞貴森原可奈
男子シングルス:内本隆文
女子シングルス: キム・ジヨン
ミックスダブルス:船水颯人佐々木聖花
男子国別対抗:日本
女子国別対抗:韓国

概要

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悲願であるアジア競技大会への参加を睨んで創設された。第1回大会は1988年に名古屋市で開催されている。以降、1992年に第2回大会がインドネシアジャカルタ)、1996年は第3回大会がタイバンコク)、2000年には第4回大会が日本(佐賀市)、2004年には第5回大会がタイ(チェンマイ)、2008年には第6回大会が韓国ムンギョン)、2012年11月には第7回大会が台湾嘉義市)で開催された。[2]。第8回大会が2016年11月に千葉市蘇我で開催。第9回大会が2020年タイチェンマイで開催予定だったがコロナウィルスの流行により2021年に延期された[3]

種目

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  • 男子国別対抗団体戦(2ダブルス 1シングルスの点取り戦)
  • 女子国別対抗団体戦(2ダブルス 1シングルスの点取り戦)
  • 男子ダブルス
  • 女子ダブルス
  • ミックスダブルス(第5回大会より実施)
  • 男子シングルス(第2回大会より実施)
  • 女子シングルス(第2回大会より実施)

開催地

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Edition Year Host City Host Country Events Court
10 2020 チェンマイ   タイ 7 ハード
9 2016 蘇我   日本 7 砂入り人工芝
8 2012 嘉義   台湾 7 ハード
7 2008 ムンギョン   韓国 7 クレー
5 2004 チェンマイ   タイ 7 ハード
4 2000 佐賀   日本 6 砂入り人工芝
3 1996 バンコク   タイ 6 ハード
2 1992 ジャカルタ   インドネシア 6 クレー
1 1988 名古屋   日本 4 インドア

大会結果

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ダブルス

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男子 女子
1 1988年   キムソンス・チャンボンクン  李淑恵・李秀媛
2 1992年   イミョング・ソジョンチョル   熊野美由紀・砂本百合子
3 1996年   北本英幸斉藤広宣   謝雅萍・陳秀如
4 2000年   平山隆久・土師宗一   上沢恵里・裏地美香
5 2004年   キムジェボク・パクチャンソク  玉泉春美上嶋亜友美
6 2008年  イ・ヒョンスヤン・チンハン   上原絵里平田清乃
7 2012年   賴立煌何孟勳   キム・エギョンチュ・オク
8 2016年   船水颯人上松俊貴  中川瑞貴森原可奈

シングルス

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男子 女子
2 1992年   廖南凱  チョンスンファ
3 1996年   イミョング   キムキョンジャ
4 2000年   バンジュンハン   パクヨンヒ
5 2004年   林舜武   渡邉梨恵
6 2008年   キム・ドンフン   キム・キョンリョン
7 2012年   キム・ドンフン   杉本瞳
8 2016年   内本隆文   キム・ジヨン

ミックスダブルス

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ミックスダブルス
5 2004年  中堀成生上嶋亜友美
6 2008年   キムチウンキムキョンハン
7 2012年   小林奈央中本圭哉
8 2016年  船水颯人佐々木聖花

国別対抗団体戦

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男子団体 女子団体
1 1988年   韓国   台湾
2 1992年   日本   日本
3 1996年   韓国   韓国
4 2000年   日本   日本
5 2004年   台湾   日本
6 2008年   韓国   韓国
7 2012年   日本   日本
8 2016年   日本   韓国

脚注

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  1. ^ 日本、韓国、中華民国(台湾)による3カ国対抗戦。世界選手権の前身。
  2. ^ The Guideline for the 7th Asian Championships 日本ソフトテニス連盟公式サイト
  3. ^ 2021年6月ASTFにより再延期が実施時期未定のまま発表日本ソフトテニス連盟

外部リンク

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