アスファルト9:Legends

アスファルトシリーズ第13作

アスファルト9:Legends』(アスファルト9 レジェンズ)は、ゲームロフトが開発したレースゲームである。iOSAndroidMicrosoft Windows 10Nintendo SwitchmacOS向けに配信されている

アスファルト9:Legends
ジャンル レースゲーム
対応機種 iOS
Android
Windows 10
Nintendo Switch
macOS
開発元 ゲームロフト
運営元 ゲームロフト
シリーズ アスファルトシリーズ
人数 1人(iOS/macOS,Android,Windows 10)
最大4人(Nintendo Switch)
マルチプレイで最大8人
運営開始日 iOS/Android:2018年6月25日
Nintendo Switch2019年10月9日
macOS2020年1月18日
最新版 2.3.4/ 2020年6月30日
対象年齢 iOS:12+
Android:7+
Nintendo Switch:
CEROB(12才以上対象)
エンジン ジェットエンジン
テンプレートを表示

概要編集

アスファルトシリーズ13作目。ナンバリングでは9作目に当たる。

実在する自動車(ゲーム内ではマシンと呼ぶ)を操作し、市街地や自然の中で行われるレースで順位を競う。

インストール・基本プレイは無料だが、アプリ内課金が存在する。

経緯編集

ゲームロフトは『アスファルト8:Airborne』には見られなかった地図をTwitterに掲載した。そのため一部界隈では新作の噂が立ち始めた。ゲームロフトのプレスリリースによると、ゲームは2017年の夏にリリースされる予定で、名前はAsphalt9:Shockwaveになる予定だった。

2014年3月にゲームロフトはGameloft Londonのコミュニティマネージャーの1人と質問会を開いており、その中でアスファルトシリーズの新作に関する質問をしたがコメントしなかった。しかし、その4日後にアスファルト9のトレーラーが公開された。

最初はソフトローンチとしてiOS版が2018年2月26日にフィリピン版、ついでタイ版、その後フィリピンで2018年5月17日に配信された。[1][2]Android版は2018年3月22日にリリースされた。

事前登録は2018年6月29日より開始した。

2018年7月24日、ゲームロフトは配信日を同年7月26日とする情報をFacebookYouTubeに公開した。だが、実際は予定より1日早くリリースされた。

2019年6月7日、Nintendo Switch版をリリースすることを発表[3]。当初は同年夏後半にリリースする予定だったが、延期され10月9日にリリースされた。

2020年1月18日、macOS Catalina版の配信が開始された。ソフトウェア開発ツール「Catalyst」で制作され、iOSとのクロスプラットフォームに対応する[4]

マシン編集

本作のマシンはD/C/B/A/Sの5つのクラスに分けられている。マシンは全て設計図として管理され、設計図を集めることで入手(アンロック)できる。ただしマシンを入手しただけでは性能を最大限までアップグレードすることはできず、さらに設計図を集めて性能上限を開放(スターアップ)しなければならない。スターアップの段階数は星の数で表される。設計図にはアンコモンレアエピックと3種類のレアリティがある。設計図はレースの報酬として入手するか、ストアで購入することで集めることができる。

また、各マシンにはレースに出走できる回数として燃料というパラメータが設定される。燃料は一定時間待つかトークンを消費することで補給される。

アップグレード編集

最高速度/加速/ハンドリング/ニトロの4項目をアップグレードすることで、マシンの性能を向上させることができる。アップグレードにはクレジットを消費して各項目のステージを上げるものと、各項目ごとにインポートパーツを適用するものがある。インポートパーツには全マシンに使えるアンコモン、クラスごとに使えるレア、車種ごとに使えるエピックがある。

マシンの星の数、燃料、アップグレードのステージ数をまとめると以下の表のとおり。

燃料 ステージ数
★3 6 10
★4 5 11
★5 4 12
★6 3 13

カスタマイズ編集

ほとんどのマシンで車体の色を変更できる上、スターアップをすると車体・ホイール・ブレーキキャリパーの色を自由に設定したり、カーボン製の部品を取り付けるなどより自由度の高いカスタマイズが可能になる。

コース編集

コースは実在する国や地域をモデルにしたロケーションの中に設置される。コース中にはいくつもの分岐があり、それらの選び方や距離によって各ロケーションで7~12種類がコースが設定される。

ロケーション一覧

操作編集

本作では大きく分けて2種類の操作方法が設定されている。

  • マニュアル

画面のアイコンまたはコントローラを用いて、手動でマシンを操作する(アクセルは自動化可能)。携帯端末では旋回操作をジャイロセンサーで行うモードを選択できる。

  • Touch Drive

本作から追加された操作方法。ブレーキとニトロのみを手動で行い、旋回やスタントは表示されるアイコンを選択して行う。

挙動編集

過去作と同様に、アクション性を重視したマシン挙動となっているが、前作「アスファルト8」よりも加速しづらく、コーナーでも減速を伴うなど現実志向に変化した部分もある。

ゲーム内では直進や旋回の他、以下のようなアクションを行える。

  • ドリフト

ブレーキと旋回の操作を同時に行うことで、ドリフト走行に移行する。ブレーキ、ニトロ作動または一定時間放置でドリフト状態が終了する。

  • ニトロ

ニトロを噴射することで、最高速度や加速力を向上させる。画面上部には「ニトロゲージ」が表示され、コース上のニトロアイコンを獲得するか、ドリフトやスタント等を決めることでゲージが充填される。ニトロは該当操作(アイコンタップやボタンを押す)を1回または2回行うことで噴射され、2回操作の方が効果が高い。さらにタイミングよく2回操作することで発動する持続時間が長いパーフェクトニトロと、ゲージが満タンの状態で2回操作することで発動する最も加速力が高いショックウェーブがある。

  • 360°スピン

ブレーキ操作を2回連続で行うことで、マシンの上下を軸に1回転させる。

  • ジャンプ

コースに設置されたジャンプ台や高低差がある箇所を走ることでジャンプができる。滞空時間が長いジャンプでは降下中に加速し、地上を上回る速度に達する。

  • フラットスピン

ジャンプする直前に360°スピンを行うと、ジャンプ中も回転を続ける。着地するまでは回転を止めることはできない。

  • バレルロール

湾曲したジャンプ台に乗ることで、マシンの前後を軸に回転させる。フラットスピン同様、回転は止められない。

  • ノックダウン

レースを競う他のマシンに一定の負荷(ニトロ作動状態での接触や壁に押し付けるなど)を与えクラッシュさせる。1台ノックダウンするごとにニトロが補充される。

  • クラッシュ

壁への正面衝突や、タイヤ以外の面で着地するとクラッシュ扱いになる。クラッシュ後は自動でコース復帰し、ニトロゲージが満タンになる。

イベント 編集

本作では毎日一部の内容が変わる「デイリーイベント」、およそ一ヶ月間にわたって特定のマシンの獲得を目指す「スペシャルイベント」が存在する。

デイリーイベント編集

デイリーイベントには毎日およそ10個ほどのイベントがある(ただし、ガレージレベルやその時開催されているスペシャルイベントによって個数は変わる)。ここではイベントの更新のタイミングは日本時間を基準にして考える。イベントに参加するには「チケット」が必要であり、チケットは10分につき1枚補充される。所持数の上限は10枚。なお、iOS、Android、Windows版とSwitch版では必要なチケット数が違うため、ここでは前者に必要なチケット数を述べる。常時開催されているイベントは次の通り。50トークンで全てのチケットを回復できる。

  • Daily car loot

これは、それぞれのクラスのマシンで一回30秒ほどのレースし、完走や一定のタイムをクリアすれば設計図がもらえるイベントである。またSクラスで10人が一定のタイムをクリアすれば、Ferrari fxxkの設計図を1枚獲得できる。必要チケットは1枚。

  • class (クラス) cup

1週間に一度、あるクラスのマシンの設計図を獲得できるイベントである。毎週月曜日にDクラス、火曜日にCクラス、水曜日にBクラスと続く。また、毎週土曜日と日曜日は、各クラスのマシンで一定のタイムをクリアすると、そのクラスのマシンの設計図5枚を獲得できる。必要チケットは1枚。

  • Amateur・Advanced・Expert race (ロケーション名)

毎日、Sクラス、A・Bクラス、C・Dクラスでレースし、一定のタイムをクリアすることでそれぞれクレジットを獲得できるイベントである。 クラスが上がると難易度が高くなるが、その分獲得できるクレジットは多くなる。必要チケットは1枚。

  • Weekly competition

Dクラス限定のタイムアタックで、1週間に渡って開催されるイベント。上位の何%に位置しているかによって、獲得できるインポートパーツパック・クレジット・トークンの数が変わる。ただし、インポートパーツパックの内容は変わらない。必要チケットは2枚。

  • Elite class(S・A・B・C・D)

各クラスの上位マシンを使ってタイムアタックする、1週間に渡って開催されるイベントである。前述のイベントと同様に、上位何%に位置しているかによってインポートパーツパック・クレジット・トークンの数が変わる。インポートパーツパックの中身はそれぞれのクラスのパーツである。必要チケットは2枚。

その他、各国の風習やイベントを記念して開催されるイベントも存在する。

スペシャルイベント編集

本作ではデイリーイベントの他に、スペシャルイベントと呼ばれる、あるマシンの獲得を目指すため長期間に渡って開催されるイベントが存在する。 ほとんどがおよそ1ヶ月ほどに渡って開催され、毎日条件をクリアしてメインマシンの設計図を集めていく。これまでにブガッティ・シロン、ランボルギーニ・テルッツォ・ミッレニオ、ケーニグセグ・レゲーラなどのイベントが開催された。また、これらのイベントとは違って、グランプリイベント、ドライブシンジケートイベントが開催された。前者は、数人のグループにプレーヤーが分けられ、上位にランクインしてプレイヤーが「鍵」を獲得できるイベントである。後者は、通常のスペシャルイベントと似ていて、様々な条件をクリアし「犯罪集団」からマシンの鍵を奪うイベントである。

ステイタス/パラメータ編集

ゲーム内通貨編集

本作では以下のゲーム内通貨が設定される。

  • クレジット

マシンのアップグレードやアイテムの購入で使う。レースの報酬としても入手できる。

  • トークン

設計図の購入などで使う。一部イベントの報酬として入手できる。

  • トレードコイン

設計図やインポートパーツと交換することで入手でき、レアリティが高いほどより多くのトレードコインと交換される。エピックカードを購入するにはトレードコインが必要。

プレイヤーステイタス編集

ゲームプレイを進めることで、以下のプレイヤーステータスを上げることができる。

  • 名声レベル

レースで勝利すると得られる名声ポイントが貯まるとレベルが上がり、1回のレースで獲得できるポイントが増える。また、レベルアップ時には全マシンの給油が完了する。

  • ガレージレベル

マシンを入手したりアップグレードを進めると、ガレージレベルが上がり入手できる設計図の種類やレアリティが高くなる。最大でレベル18まで設定される。

また、スタント回数やマシンの保有台数などに応じて実績が達成されると、トークンを入手できる。

クラブ編集

オンラインゲームにおける「ギルド」のようなシステムで、プレイヤーはクラブに加入、またはクラブを作成できる。クラブのメンバーでレースをしたり、メンバーの名声ポイントの合計に応じて報酬を入手できる。

レースルール編集

レース中、コース上には順位を競うマシン(アザーカー)、走行を妨害する警察車両、路上に停車する一般車両がある。警察車両はショックウェーブ、360°スピン、上から着地する(バーティカルノックダウン)でないとノックダウンできない。

レースは以下の4種類のルールで行われる。

  • CIRCUIT

アザーカーと順位を競う。自車を含め6~8台が走行する。

  • SPRINT

警察車両の妨害を避けながら、アザーカーと順位を競う。自車を含め2~4台で走行する。

  • TIME ATTACK

制限時間以内に完走を目指す。チェックポイントおよびゴールを制限時間以内に通過できないとゲームオーバーになる。コース上に設置されるストップウォッチを模したアイコンを獲得すると、タイムが加算される(1秒または2秒)。

  • HUNTED

警察車両やバリケードが設置されたコースで制限時間以内に完走を目指す。制限時間を超過するか、クラッシュするとゲームオーバーになる。ゴール地点はバリケードで完全に塞がれており、路肩のジャンプ台で飛び越えなければならない。

ゲームモード編集

本作では以下のゲームメニューが用意される。

マイキャリア編集

各ステージのレースに挑戦し、クリアを目指す。ステージやレースごとに出走できるマシンが指定される。各レースには成績やスタントに関連したミッションが用意され、達成するとフラッグが手に入る。フラッグを集めることでレースやステージを開放(プレイ可能にする)できる。

マルチプレイ編集

オンラインで世界のプレイヤーとレースする。各プレイヤーにはレートが設定され、レース結果に応じて上下する。マルチプレイは一定期間のリーグとして開催され、レート帯の低い順に「ブロンズ」「シルバー」「ゴールド」「プラチナ」「レジェンド」の5つのリーグに分けられる。また、上位リーグほど報酬が豪華になる。

画面分割モード編集

Nintendo Switch版のみ実装。画面を分割して、1台の端末で複数人プレイができるモード。分割数とマシンのクラスを指定すると、登録されたJoy-Conからマシンを操作できる。

クイックレース編集

Nintendo Switch版のみ実装。オフラインでプレイ可能なモード。ミッションをクリアしてトロフィーを集めるチャレンジと、コース・アザーカーの強さ・台数・周回数を自分で設定できるカスタムレースで構成される。

収録車種編集



脚注編集

[脚注の使い方]

出典編集

関連項目編集

外部リンク編集

日本語

英語