アメリカオオハシシギ(アメリカ大嘴鴫、学名:Limnodromus griseus ) は、チドリ目シギ科に分類される鳥類の一種である。

アメリカオオハシシギ
保全状況評価
LEAST CONCERN
(IUCN Red List Ver.3.1 (2001))
分類
ドメイン : 真核生物 Eukaryota
: 動物界 Animalia
: 脊索動物門 Chordata
亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata
: 鳥綱 Aves
: チドリ目 Charadriiformes
: シギ科 Scolopacidae
: オオハシシギ属 Limnodromus
: アメリカオオハシシギ
L. griseus
学名
Limnodromus griseus
(Gmelin, 1789)
和名
アメリカオオハシシギ
英名
Short-billed Dowitcher

分布

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アラスカ南部、カナダ中部で繁殖し、冬季は北アメリカ南部、中央アメリカ、南アメリカ北部の海岸地域に渡り越冬する。

日本では迷鳥として、1982年9月神奈川県で初めて記録され[1]、その後、静岡県徳島県で記録がある。

形態

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全長約28cm。体色等はオオハシシギとよく似ている。成鳥夏羽は、顔から腹は橙褐色で淡色の眉斑と黒褐色の通眼線がある。胸から脇腹にかけて黒い丸斑と横斑がある。成鳥冬羽は、頭上や体の上面は濃い灰褐色で、眉斑は白い。体の下面は白っぽい。嘴は黒く長く伸びているが、オオハシシギと比べると短い。

雌雄同色である。

生態

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非繁殖時には、海沿いの水田湿地干潟に生息する。

鳴き声は早口で、「テュ テュ テュ」。

保全状態評価

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脚注

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  1. ^ 室伏友三中村一恵「日本新記録のアメリカオオハシシギについて」『Strix』2巻、日本野鳥の会、1983年、104-106頁

参考文献

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関連項目

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