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アルピーノ級フリゲート

アルピーノ級フリゲートイタリア語: fregate della Classe Alpino)は、イタリア海軍が運用していたフリゲートの艦級[1]

アルピーノ級フリゲート
F581 Carabiniere.jpg
基本情報
艦種 フリゲート
前級 カルロ・ベルガミーニ級
次級 ルポ級
要目
排水量 基準: 2,000トン
満載: 2,689トン
全長 113.3 メートル (372 ft)
最大幅 13.3メートル (44 ft)
吃水 3.80メートル (12.5 ft)
機関方式 CODAG方式
・OTV-320ディーゼルエンジン×4基
・トシ-メトロヴィックG6
 ガスタービンエンジン×4基
スクリュープロペラ×2軸
出力 ・ディーゼル: 各4,200 bhp
・ガスタービン: 各7,700 shp
電力 2,400 kW
速力 28 ノット (52 km/h)
航続距離 4,200海里 (17kt巡航時)
乗員 士官19名+曹士228名
兵装76mm単装砲×6基
・MK113 305mm対潜迫撃砲×1基
3連装短魚雷発射管×2基
搭載機 AB-204/212哨戒ヘリコプター×1機
レーダーAN/SPS-12 対空捜索用
・MM/SPQ-2 対水上捜索用
・MM/SPN-728(V)2 航法用
・RTN-30X 砲射撃指揮用×1基
・RTN-10X 砲射撃指揮用×3基
ソナーAN/SQS-43 船底装備式
 (DE-1164に後日換装)
AN/SQA-10 可変深度式
 (DE-1164に後日換装)
電子戦
対抗手段
・MM/SPR-A 電波探知装置
SCLAR 20連装デコイ発射機×2基
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設計編集

本級は、先行する戦後第2世代のフリゲートであるカルロ・ベルガミーニ級を元にした拡大改良型である[2]。船型は中央船楼型を踏襲したが、主機関はディーゼルエンジン単独であったのに対し、加速機としてガスタービンエンジンを組み合わせたCODAG方式に変更された。ここで採用されたガスタービン主機は、イギリス海軍カウンティ級駆逐艦で採用されたのと同じメトロポリタン=ヴィッカース社製メトロヴィックG6型をトシ社がライセンス生産したものであった。ディーゼルエンジンによる巡航時には22ノットを発揮することができた[1]

高角砲としては、当時生産が始まったばかりの国産のMMIアラーガト 76mm単装砲が採用された。6門という多数が搭載されており、その装備位置は、前甲板および船楼前端に背負式に1基ずつ、船楼後端の両舷に1基ずつ、そしてそれと同じ01甲板レベルのヘリコプター甲板直前に1基ずつという独特なものであった。また32番砲の直後にはメノンK113 305mm対潜迫撃砲が搭載されたが、これは毎分15発の発射能力を備えていた[2]

同型艦一覧編集

# 艦名 起工 就役 退役
F 580 アルピーノ
Alpino
1963年2月 1968年1月 2006年3月
F 581 カラビニエーレ
Carabiniere
1965年1月 1968年4月 2008年11月

参考文献編集

  1. ^ a b Bernard Prezelin (1990). The Naval Institute Guide to Combat Fleets of the World, 1990-1991. Naval Institute Press. p. 278. ISBN 978-0870212505. 
  2. ^ a b 「今日のイタリア軍艦」『世界の艦船』第365号、海人社、1986年6月、 55-67頁。

関連項目編集