アンティゴネ (小惑星)
小惑星
アンティゴネ[1] (129 Antigone) は、小惑星帯に位置する大きな小惑星の一つ。レーダーを使った観測によると、この星はほぼ純粋なニッケルと鉄でできている。この種の星は、ベスタのような微惑星の核の部分からできたと考えられている。1873年2月5日にアメリカ合衆国の天文学者、クリスチャン・H・F・ピーターズにより発見され、ギリシア神話に登場するテーバイの王女、アンティゴネーにちなんで命名された。
アンティゴネ 129 Antigone | |||||||
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分類 | 小惑星 | ||||||
軌道の種類 | 小惑星帯 | ||||||
発見 | |||||||
発見日 | 1873年2月5日 | ||||||
発見者 | C・H・F・ピーターズ | ||||||
軌道要素と性質 元期:2007年4月10日 (JD 2,454,200.5) | |||||||
軌道長半径 (a) | 2.868 AU | ||||||
近日点距離 (q) | 2.258 AU | ||||||
遠日点距離 (Q) | 3.479 AU | ||||||
離心率 (e) | 0.213 | ||||||
公転周期 (P) | 4.86 年 | ||||||
軌道傾斜角 (i) | 12.217° | ||||||
近日点引数 (ω) | 108.23° | ||||||
昇交点黄経 (Ω) | 136.43° | ||||||
平均近点角 (M) | 130.88° | ||||||
物理的性質 | |||||||
直径 | 113 km | ||||||
質量 | 2.0 ×1018 kg | ||||||
表面重力 | 0.0349 m/s2 | ||||||
脱出速度 | 0.0661 km/s | ||||||
自転周期 | 4.9572 時間 | ||||||
スペクトル分類 | M / X | ||||||
絶対等級 (H) | 7.07 | ||||||
アルベド(反射能) | 0.164 | ||||||
表面温度 |
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色指数 (B-V) | 0.717 | ||||||
色指数 (U-B) | 0.245 | ||||||
■Template (■ノート ■解説) ■Project |
1979年に、光度曲線のデータより衛星の存在する可能性が指摘された。これより構築されたモデルによると、アンティゴネは極めて普通の形をしていると推測される。
1985年以降、合計で3度の掩蔽が観測された。
出典
編集- ^ “小惑星日本語表記索引 : 101 - 150”. 日本惑星協会. 2019年3月18日閲覧。
関連項目
編集外部リンク
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