アヴィ・アライアンスドイツ語: AviAlliance)はデュッセルドルフに本社を置くドイツの空港運営会社である。1996年にドイツの大手建設会社であるホッホティーフ社が「ホッホティーフ・エアポート」(Hochtief AirPort)として設立され、2013年カナダ公務員年金投資委員会に売却され現在の社名になった。

アヴィ・アライアンス
AviAlliance
種類 有限会社(GmbH)
市場情報 非上場
本社所在地 ドイツの旗 ドイツ
デュッセルドルフ
設立 1997年11月1日
事業内容 空港運営
代表者 Holger Linkweiler(取締役社長)
外部リンク http://www.avialliance.com/
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概説

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1997年に設立され、当時は建設中であったアテネ国際空港の運営会社に出資する形で空港運営事業に参入した。その後は1998年デュッセルドルフ空港2000年ハンブルク空港2005年ティラナ国際空港2007年ブダペスト・リスト・フェレンツ国際空港の空港運営事業に参入することとなった。

また関西国際空港大阪国際空港の空港運営事業にも参入を検討していたこともあり[1]、参加資格審査にも通過したが[2]、結局入札に参加することはなかった。

運営中の空港

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国名 空港名 株式保有比率 運営開始年 利用者数(2015年)[3]
  アルバニア ティラナ国際空港ティラナ 47% 2005年 1,997,044
  ドイツ デュッセルドルフ空港デュッセルドルフ 30% 1998年 22,476,685
  ドイツ ハンブルク空港ハンブルク 49% 2000年 15,610,072
  ギリシャ アテネ国際空港アテネ 40% 1996年(開港は2001年) 18,028,970
  ハンガリー ブダペスト・リスト・フェレンツ国際空港ブダペスト 49.666% 2007年 10,298,963

脚注

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  1. ^ 独アヴィ・アライアンスが関空、伊丹の運営権応札を検討 - Bloomberg(2016年6月25日閲覧)
  2. ^ 参加資格審査結果の公表について (PDF) - 新関西国際空港(2016年6月25日閲覧)
  3. ^ Anna.aero database

外部リンク

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