アーサー・ジョーンズArthur Jones1940年 - 1998年[1]は、非常にエネルギッシュでありながら温かみのある音色で知られるアメリカフリー・ジャズアルトサックス奏者[2]

アーサー・ジョーンズ
Arthur Jones
生誕 1940年
出身地 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 オハイオ州クリーブランド
死没 1998年(57 - 58歳没)
ジャンル ジャズフリー・ジャズロック
職業 ミュージシャン
担当楽器 サクソフォーン
レーベル BYGレコード

ジョーンズはアメリカのクリーブランドで生まれ、ロックンロール・バンドで数年間演奏した。オーネット・コールマンエリック・ドルフィーの音楽に目を開かされた後、ニューヨーク・シーンに登場するようになり、フランク・ライトのグループで演奏し、アルバム『ユア・プレイヤー』(1967年)のレコーディングに参加した。その後、ジャック・クールシルとも共演。1968年にはサニー・マレイのアコースティカル・スウィング・ユニットのメンバーを務め、1969年にパリへ赴き、アート・アンサンブル・オブ・シカゴからのほとんどのミュージシャンと共演した『アフリカナジア』など、リーダーとして2枚のアルバムを録音した[3]。また、ジャック・クールシン、アーチー・シェップ、サニー・マレイ、バートン・グリーンとともに、BYGアクチュエルのために他にも数多くのレコーディングを行っている。彼はアメリカ・ニューヨークで亡くなった。

ディスコグラフィ 編集

リーダー・アルバム 編集

  • 『アフリカナジア』 - Africanasia (1969年、BYG Actuel) ※with クロード・デルクルー[4]
  • 『スコーピオ』 - Scorpio (1971年、BYG Actuel)[5]

参加アルバム 編集

  • フランク・ライト : 『ユア・プレイヤー』 - Your Prayer (1967年、ESP-Disk)
  • デイヴ・バーレル : 『エコー』 - Echo (1969年、BYG Actuel)
  • サニー・マレイ : 『アフリカへの捧げもの』 - Homage to Africa (1969年、BYG Actuel)
  • クリフォード・ソーントン : 『ケチャウア』 - Ketchaoua (1969年、BYG Actuel)
  • サニー・マレイ : Sunshine (1969年、BYG Actuel)
  • ジャック・クールシン : 『ウェイ・アヘッド』 - Way Ahead (1969年、BYG Actuel)
  • アーチー・シェップ : 『ヤスミナ、ア・ブラック・ウーマン』 - Yasmina, a Black Woman (1969年、BYG Actuel)
  • バートン・グリーン : 『アクアリアーナ』 - Aquariana (1969年、BYG Actuel)
  • ジャック・クールシン : Black Suite (1971年、BYG Actuel)
  • アーチー・シェップ : Bijou (1975年、Musica)

脚注 編集

  1. ^ Thurston Moore”. 2011年7月9日時点のオリジナルよりアーカイブ。2010年8月14日閲覧。
  2. ^ Allmusic overview
  3. ^ Allmusic-Interview Africanasia
  4. ^ Allmusic Africanasia review
  5. ^ Allmusic Scorpio review

外部リンク 編集