イカ県(イカけん、スペイン語: Departamento de Ica)は、ペルーを構成する24の県の1つである。県庁所在地イカ市

イカ県
イカ県の市旗 イカ県の市章
位置
の位置図
行政
ペルー
イカ県
その他
ISO 3166-2 PE-ICA
公式ウェブサイト : regionica.gob.pe

イカ県には世界遺産ナスカの地上絵があり、パラカス国立自然保護区バジェスタス島は、ペルー国内有数の観光地である。南米最古のブドウ畑が所在するなど、ワイナリー巡りも有名。ワカチナパラカスはリゾート地として知られている。

行政区画編集

行政区画は5つの郡(英語:provinces。スペイン語:provincias、単数:provincia)に分けられる。それらは43の地区(英語:districts。スペイン語:distritos、単数:distrito)から構成される。

郡は以下の通りである。

No 郡名 中心地
1 チンチャ郡(en) チンチャ アルタ  
2 ピスコ郡(en) ピスコ
3 イカ郡(en) イカ
4 パルパ郡(en) パルパ
5 ナスカ郡(en) ナスカ

主な特産品編集

アスパラガス、ブドウ、ワイン、ピスコ、豆類(パヤーレス)、テハ(ドライフルーツやナッツを包んだお菓子)が主な特産品。アスパラガスは北米に多く輸出しており、重要な輸出源となっている他、白く平べったいパヤーレスと呼ばれるイカのライマメは、ペルーの国家競争・知的所有権保護庁(INDECOPI)により、原産地呼称制度に登録されている。太陽光が強いイカで作られるワインは、糖度が高くフルーティーな味わいが特徴。ペルー国内で食用ブドウが生産されているのはイカ県のみである。

観光編集

首都リマから日帰りでの観光が可能なため、近年観光客数が上昇している。砂漠でのサンドバギー、野生動物を観察するバジェスタス島のボートサファリ、自然保護区内のビーチエリア観光、ナスカの地上絵をセスナ機で観覧するツアー、ワイナリー巡りなどのアクティビティが人気。主要な観光地は以下。

醸造所TACAMAのブドウ畑は、南米最古[1]と言われている。ペルー政府観光庁によると、2018年の観光客満足度は83.2%[2]だった。パラカス国立自然保護区内の「カンデラブロ(燭台)」と呼ばれる地上絵は、国の文化遺産に登録されている。

アクセス編集

リマからイカの中心地までは、バスで約4時間半。県内の空港は、ピスコ郡にあるピスコ空港のみ。クスコからの便が発着する他、ナスカの地上絵を観覧するためのセスナ機の発着もしている。

脚注編集

[脚注の使い方]
  1. ^ Viña Tacama” (スペイン語). www.tacama.com. 2020年1月15日閲覧。
  2. ^ “[https://www.mincetur.gob.pe/wp-content/uploads/documentos/turismo/estadisticas/ReporteTurismoRegional/RTR_Ica.pdf MOVIMIENTO TURÍSTICO EN ICA (Año de evaluación 2018)]”. Ministerio de Comercio Exterior y Turismo. 2020年1月15日閲覧。

関連項目編集