モデル・マギング(: model mugging)とは、アメリカ合衆国で、1970年代にマット・トーマスにより考案された、女性護身術の訓練法である。モデル・マギングを全米で数万人の女性が受講し、習った技術を使って加害者をノックアウトした者、暴力的状況を回避した者が多数存在している。

当初、モデル・マギングは、マット・トーマスらのグループだけで実施されていたが[1]、効果的な訓練方法であったため、米国の多くの女性向け護身術団体がこの訓練法を採用したため、現在ではモデル・マギングの名称は一般名詞と化している。

歴史 編集

特徴 編集

主な特徴として、技を練習するだけではなく、防具を付けた男性講師と全力で実際に戦う、という方法を採用している。

脚注 編集

  1. ^ マット・トーマスらによるセクシュアル・ハラスメントによって1990年前後にトーマスの団体は複数に分裂し、分裂した団体は独自にモデル・マギングを実施するようになった。 日本対性暴力研究所 - 注釈 2016年12月8日閲覧

関連項目 編集

外部リンク 編集