ウェニーリア: Venilia)は、ローマ神話に登場する女神あるいはニュンペーである。元来は海神ネプトゥーヌスと関係のある神であったらしい[1]ラティウム地方の都市アルデアの王ダウヌスとの間にトゥルヌス[2]ユートゥルナを生んだ[3]。またウェニーリアはパラティヌスの丘ヤーヌス神との間に娘カネーンスを生んだともいわれる[4]

脚注 編集

  1. ^ 高津春繁『ギリシア・ローマ神話辞典』p.60。
  2. ^ 『アエネーイス』10巻76行。
  3. ^ 『アエネーイス』12巻138行以下。
  4. ^ 『変身物語』14巻。

参考文献 編集