ウエストレーシングカーズ
ウエストレーシングカーズ株式会社は、三重県鈴鹿市を拠点とするレーシングカーコンストラクター。
種類 | 株式会社 |
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市場情報 | 非上場 |
本社所在地 |
日本 〒513-0825 三重県鈴鹿市住吉町5769-8 |
設立 | 1983年(昭和58年)8月1日 |
業種 | その他製品 |
法人番号 | 3190001004846 |
事業内容 |
レーシングカーの設計・製造・販売 自動車メーカーとの共同研究開発 モータースポーツに関するプロモーション運営 輸出・輸入業務 |
代表者 | 神谷弦(代表取締役社長) |
資本金 | 10000000円 |
決算期 | 7月31日 |
関係する人物 | 神谷誠二郎(創業者) |
外部リンク | 公式ウェブサイト |
特記事項:※ 創業は1973年(昭和48年)11月1日 ※ 当初の屋号は「ベルコウエスト」。 |
概要
編集1973年(昭和48年)に神谷誠二郎(2019年12月29日逝去[1])が創業。当初の屋号は「ベルコウエスト」で、元々は神奈川県横浜市の鈴木板金(現・ベルコ)から暖簾分けで独立したという関係にあった[1][2]。1983年(昭和58年)に法人化。
2008年(平成20年)にはレーシングカーの総生産台数は1000台を突破した。1995年(平成7年)には韓国初のレーシングカー・コンストラクター会社を設立しフォーミュラ・コリア向けのシャシーを供給、2005年(平成17年)4月には北京に連絡事務所を開設して中国進出を計り、2006年(平成18年)9月には北京の投資家によるレーシングスクールが開校され、「WEST06C」中国向け車両6台が使用された。鈴鹿市を拠点としていることから、鈴鹿サーキットでのレースのサポートにも力を入れている。
これまでFJ1600やスーパーFJをはじめ、多くのレースやレーシングスクールに車両を供給しており、ジュニア・フォーミュラにおいては定番といえる[3]。FK4やフォーミュラEnjoyなどにおいてはワンメイクレースのために独占的に供給する。
2009年に発表したオリジナルレーシングカーの「VITA-01」は、その低価格さ(2021年現在、消費税込でも新車が400万円以下)が受け日本国内の多くのサーキットでワンメイクレース用の車両として使用されている。2012年からは台湾でも「VITA-01」によるレースが開催されている他、2016年からは中国への輸出も行っている[4]。
車体を供給しているシリーズ
編集- FJ1600
- スーパーFJ
- フォーミュラEnjoy
- KYOJO CUP(2024年まで)
- KYUSHU Magical ENDURANCE GAME(通称「マジ耐」)
車種
編集関連会社
編集- 株式会社来夢
脚注
編集- ^ a b ウエストレーシングカーズの神谷誠二郎氏が逝去 - motorsport.com 2020年1月8日
- ^ About Us - West Racing Cars
- ^ 新型FJ1600「WEST04J」開発レポート
- ^ 低価格レーシングカーVITA、中国へ 1台286万円 - 朝日新聞デジタル・2016年11月15日
外部リンク
編集- 公式ウェブサイト
- ウエストレーシングカーズ (@west_racing) - X(旧Twitter)(2011年1月22日 17:31:50 - 2019年4月21日 12:27)※ UTC表記。
- ウエストレーシングカーズWEST RACING CARS (westracingcars) - Facebook(2011年1月22日 - )