エトランゼ号(エトランゼごう)は、かつて兵庫県神戸市姫路市長崎県長崎市を結んでいた夜行高速バス路線である。利用者減少により2011年5月末日を以って運行休止となった。

エトランゼ号 (長崎自動車)

概要 編集

京阪神地区と長崎を結ぶ高速バス路線3路線のうちの一つ(残り2つはオランダ号ロマン長崎号)。他の2路線が大阪発着・経由であるのに対し、神戸発着として差別化を図っていた。

「エトランゼ号」の愛称は長崎側の名称で、神戸側では神姫バスの夜行バスの統一名称「プリンセスロード号」で案内されていた(現在「プリンセスロード号」として運行される路線は唯一東京線がある)。発車オ〜ライネットや旅行会社の予約案内では「プリンセスロード・エトランゼ号」もしくは「エトランゼ・プリンセスロード号」と両者が併記されるケースもあった。

沿革 編集

詳細 編集

以下は運行休止前(2011年5月31日)でのデータを記す。

運行会社・使用車両 編集

運行経路・停車停留所 編集

太字は停車停留所。兵庫県内および長崎県内のみの利用は不可。

三ノ宮駅 - 姫路駅 - 山陽自動車道 - 関門橋 - 九州自動車道 - 長崎自動車道 - 大村インター - 諫早インター - 打坂 - 道の尾 - 住吉 - 大橋 - ココウォーク茂里町 - 長崎駅前南口 - 大波止 - 長崎新地ターミナル
  • ココウォーク茂里町は、乗車はバスセンター内、降車は国道沿い。
  • 大村湾PAで休憩あり

脚注 編集

  1. ^ “神戸-長崎など高速バス3路線 運輸省が開設免許”. 交通新聞 (交通新聞社): p. 1. (1990年9月28日)