エビアン協定に関する住民投票
エビアン協定に関する住民投票(エビアンきょうていにかんするじゅうみんとうひょう、フランス語: Référendum sur les accords d'Évian)は、アルジェリア戦争を終結させ、アルジェリアの独立を保障することを決めるために、1962年4月8日に実施された住民投票[1]。投票率は 75.3% で、そのうち90.8% が賛成票であった[2]。
エビアン協定に関する住民投票 Référendum sur les accords d'Évian | ||||||||||||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
エビアン協定の賛否 | ||||||||||||||||||||||
開催地 | フランス | |||||||||||||||||||||
開催日 | 1962年4月8日 | |||||||||||||||||||||
|
概要
編集続いて7月1日には、アルジェリアで2回目の住民投票が行なわれ、有権者たちは、「あなたは、1962年3月19日の協定に定められた条件で、フランスとの協力の上で、アルジェリアが独立国家になることを望みますか?」という質問について、賛否を問われた。こちらの投票に参加できたのは、アルジェリア在住者だけであった。この時点までに、ヨーロッパ人はほとんど、アルジェリア民族解放戦線 (FLN) に殺されるのを恐れて域外へ脱出しており、投票しなかった[3]。この2回目の投票は、投票者の 99.7% 以上が賛成した。
結果
編集選択 | 得票数 | 得票率 |
---|---|---|
賛成 | 17,886,423 | 90.815 |
反対 | 1,809,074 | 9.19 |
有効票 | 19,695,497 | 94.69 |
無効票・白票 | 1,103,806 | 5.31 |
投票総数 | 20,799,303 | 100.00 |
有権者(投票率) | 27,582,072 | 75.41 |
脚注
編集- ^ Nohlen, D & Stöver, P (2010) Elections in Europe: A data handbook, p674 ISBN 978-3-8329-5609-7
- ^ Nohlen & Stöver, p685
- ^ Référendum d'autodétermination en Algérie, University of Perpignan