エフエムジャイゴウェーブ
株式会社エフエムジャイゴウェーブ（FM JAIGO WAVE）は、青森県南津軽郡田舎館村、弘前市、黒石市、平川市、南津軽郡藤崎町の各一部地域を放送対象地域 [2]として超短波放送（FM放送）をする特定地上基幹放送事業者である。
| 株式会社エフエムジャイゴウェーブ | |
|---|---|
| 愛称 | FM JAIGO WAVE |
| コールサイン | JOZZ2AQ-FM |
| 周波数/送信出力 | 76.3 MHz/20 W |
| 本社・所在地 |
〒038-1121 青森県南津軽郡田舎館村大字畑中字藤本180 |
| 設立日 | 1999年3月16日 |
| 開局日 | 2000年1月1日 |
| 演奏所 |
田舎館村大字高樋字八幡10 道の駅いなかだて内 |
| 送信所 |
田舎館村大字諏訪堂字松岡16-1 田舎館村上水道配水場内 |
| 中継局 | なし |
| 放送区域 | 田舎館村､黒石市､弘前市､藤崎町､平川市の各一部 |
| 公式サイト | www.fm-jaigo.co.jp |
| 種類 | 株式会社 |
|---|---|
| 本社所在地 |
 日本〒038-1121 青森県南津軽郡田舎館村大字畑中字藤本180 |
| 設立 | 1999年3月16日 |
| 業種 | 情報・通信業 |
| 法人番号 | 1420001010112 |
| 事業内容 | レストランの経営,弁当の製造及び販売,惣菜の製造及び販売,精肉の販売,家庭用食材セットの販売,エフエム放送事業,各号に付帯する一切の事業 |
| 代表者 | 代表取締役 佐藤 一衛[1] |
| 資本金 | 1,000万円[1] |
| 主要株主 | (株)アイナック 97％[2] |
| 外部リンク | http://www.fm-jaigo.co.jp/ |
エフエムジャイゴウェーブそのままの愛称でコミュニティ放送をしている。
概要 編集
2000年（平成12年）開局。 県内ではビーエフエム（八戸市）に次いで3局目、全国では初の村のコミュニティ放送局である。「ジャイゴ」とは津軽弁で「田舎」を意味する。
出資比率から田舎館村の第三セクターである株式会社アイナック[3]がマスメディア集中排除原則にいう支配関係[2]にある。
登記上の本社は田舎館村畑中の田舎館村商工会内にある。 実質的な本社でもある演奏所（スタジオ）は田舎館村高樋の道の駅いなかだてにあり、道の駅内のレストランなども併営している。
送信所は田舎館村諏訪堂の田舎館村上水道配水場にあり、放送局（現・特定地上基幹放送局）の呼出符号はJOZZ2AQ-FM、呼出名称はエフエムジャイゴウェーブ、周波数76.3MHz、空中線電力20Wで放送区域は田舎館村、弘前市、黒石市、藤崎町、尾上町（現・平川市）、常盤村（同前）の各一部地域[4]。
24時間放送をしており、自社制作番組以外の時間はミュージックバードの番組などを放送する。ミュージックバードではコミュニティチャンネルのほか、一部時間はKAYO&ENKAチャンネルの番組も放送。
津軽新報（本社黒石市）のラテ欄には番組表が掲載されている。局名はFMジャイゴと略記される。
田舎館村とは「災害時における放送要請に関する協定書」を締結[6]している。
沿革 編集
1998年（平成10年）
- 8月3日 - 有限会社インサイド弥生設立[3]
1999年（平成11年）
- 3月16日 - 有限会社インサイド弥生を改組・改称し株式会社エフエムジャイゴウェーブ設立[3]
- 9月14日 - 無線局免許申請及び受理[7]
- 11月12日 - 放送局の予備免許取得[7][8]
- 12月17日 - 試験電波発射開始[7]
- 12月27日 - 放送局の免許取得[4][9]
2000年（平成12年）
2012年（平成24年）
- 4月1日 - 田舎館村と「災害時における放送要請に関する協定書」を締結[6]
主な番組 編集
- ラジドキ(月曜-木曜10:00-14:00)
- じゃい金(金曜10:00-15:00)
- か･さ･す(日曜21:00-22:00、再放送日曜深夜2:00-3:00)
- ゆりとけんじの演歌旅(毎月第一水曜14:00-15:00)
- あれこれ、はれじ(月曜14:00-15:00)
- ダイナミックエアプレイ(月曜21:00-22:00)
- つれづれ川柳(毎月第一火曜21:00-21:30)
- 虹をかけちゃえ(毎月第二火曜21:00-21:30)
- ROCKBANDEntremers-アントルメ-スイーツなひととき。(毎月第三火曜21:00-21:30)
- YongSong～洋楽～(毎月第四火曜21:00-21:30)
- ビッグアーティストスペシャル(第五火曜、第一木曜21:00-21:30、第五木曜21:30-22:00)
- 懐かしいフォークソングをもう一度(二週交代で放送21:30-22:00)
- ミュージックブレンド(二週交代で放送21:30-22:00)
- ラジオDEホイドーズ(毎月第二木曜21:30-22:00)
- お気楽ラシック(毎月第三木曜21:30-22:00)
- loveaomori project(毎月第四木曜21:30)
- マイフェイバリットスイングス(毎週金曜21:00-22:00)※深夜2:00から再放送
- ツリばっちゃと仲間たち(毎週日曜10:00-10:30)
- 週間じゃいご～暮らしの情報タイム(毎週土曜9:00-10:00、再放送土曜15:00-16:00)
- 演歌と歌謡の時間（月曜-金曜9:00-10:00、土曜8:00-9:00）
- リメンバーミュージック（月曜～金曜8:00-9:00、17:00-18:00）[11]
過去の番組 編集
- モーニングジャイゴ(月曜-金曜7:00-9:00)
- おはよう！モーニング （月-金 8:00-10:00）
- お昼をキャッチ！昼生ラジオ76.3 （月-木 11:00-14:00）
- SUNSET FM STATION （月-金 16:00-18:00）
他地域cFM局制作の番組 編集
- 板橋かずゆきのミュージック・ベジタブル（エフエムむつ制作）
脚注 編集
- ^ a b 会社案内（エフエムジャイゴウェーブ） - ウェイバックマシン（2016年2月6日アーカイブ分）
- ^ a b c コミュニティ放送事業者 平成23年3月1日現在（総務省電波利用ホームページ - マスメディア集中排除原則について）（2011年3月14日アーカイブ） - 国立国会図書館Web Archiving Project
- ^ a b c 会社概要（エフエムジャイゴウェーブ） - ウェイバックマシン（2001年2月3日アーカイブ分）
- ^ a b 田舎館村(いなかだてむら)のコミュニティ放送局に免許を付与 −全国初・村のコミュニティ放送局、地域情報化に大きな期待−（東北電気通信監理局 報道資料 平成11年12月27日（2007年8月8日アーカイブ） - 国立国会図書館Web Archiving Project
- ^ 受信エリア（エフエムジャイゴウェーブ） - ウェイバックマシン（2007年11月9日アーカイブ分）
- ^ a b 田舎館村地域防災計画 資料編pp.53-55（田舎館村 - 安心・安全 - 田舎館村地域防災計画について 2021年9月10日）（2021年10月9日アーカイブ） - 国立国会図書館Web Archiving Project
- ^ a b c 沿革（エフエムジャイゴウェーブ） - ウェイバックマシン（2001年3月2日アーカイブ分）
- ^ 田舎館村(いなかだてむら)のコミュニティ放送局に予備免許を付与 −全国初・村のコミュニティ放送局、地域情報化に大きな期待−（東北電気通信監理局 報道資料 平成11年11月12日）（2007年8月8日アーカイブ） - 国立国会図書館Web Archiving Project
- ^ a b コミュニティ放送局の現状 平成16年4月1日現在（総務省電波利用ホームページ - 電波利用システム - 放送関係）（2004年12月13日アーカイブ） - 国立国会図書館Web Archiving Project
- ^ 『東奥年鑑平成13年版記録編』（東奥日報社・2000年9月1日）114頁「青森県この1年 - 新聞・放送」の「▼田舎館村の地域FMスタート」
- ^ ミュージックバードと同一タイトルだが自社製作。タイトルコールも曲目紹介もなしでノンストップで曲が流れる。