エリコンバルザース

エリコンバルザース(OC Oerlikon Balzers AG)は、リヒテンシュタイン公国バルザースに本社を置く、薄膜コーティング装置の製造および、コーティング受託加工行っている企業。

OCエリコンバルザースAG
OC Oerlikon Balzers AG
種類 株式会社
本社所在地 リヒテンシュタインの旗 リヒテンシュタイン
9496
バルザース Balzers Technology & Service Centre
設立 1946年
業種 その他製品
事業内容 薄膜コーティング受託加工、
装置製造販売等
代表者 ハンス・ブレンドレ CEO
売上高 4億8400万スイスフラン (2011)[1]
従業員数 2986人 (2011)
主要株主 スイスの旗 OCエリコンホールディングスAG
外部リンク http://www.oerlikon.com/balzers/
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親会社OCエリコン・ホールディング (OC Oerlikon Holding AG) はスイス証券取引所 (SWX) に上場している。

目次

沿革編集

社歴は1946年に当時のリヒテンシュタイン公フランツ・ヨーゼフ2世 Prince Franz Josef II と、スイスの産業人 Emil Georg Bührle の援助を得て、Max Auwärter が、 リヒテンシュタインバルザースGerätebauanstalt Balzers を設立したことにさかのぼる。

目的は、当時ほとんど知られていなかった、また十分に研究されていなかった真空薄膜技術を産業規模で使用可能にすることであった。薄膜コーティング用の装置機器は、その頃まだどこにも無かった為、 社内で開発し製作した。設立当初最も需要のあった用途は、陽光から目を守る無反射の眼科用レンズ、カメラ用レンズ、工学フィルターおよび反射板の無反射コーティングおよび電子産業向けの薄膜であった。

事業編集

製造装置およびプロセス両方を手がける同社の物理気相成長 (PVD) 法による薄膜コーティング表面処理はBalinit(バリニット)ブランドとして展開されている。Balinitコーティングは、硬さ・耐摩耗性や潤滑性・耐食性の向上を目的として、切削工具金型ダイカスト型、射出成形型、精密部品、自動車部品用途として、世界中で広く利用されている。

同社は、コーティングの受託加工を行う工場を世界32カ国で86箇所(2009年現在)展開しており、同分野における世界市場のシェアは1位である。

社歴編集

  • 1946年 - リヒテンシュタイン公国バルザースにて Gerätebauanstalt Balzers が設立される。
  • 1974年 - 時計産業に対して表面のスクラッチ防止用黄金色のPVDコーティングを開発する。
  • 1974年 - Oerlikon-Bührle Holding AG の100%子会社となる。
  • 1977年 - 世界ではじめて工具にPVD法によるTiNコーティングを行うサービスを展開する。
  • 1987年 - 日本バルザース社が平塚に設立、日本での受託コーティングビジネスを開始する。
  • 2006年 - バルザース社がエリコンバルザース社に社名を変更する。

PVDコーティング編集

日本法人編集

日本エリコンバルザース株式会社
Oerlikon Nihon Balzers Co., Ltd.
種類 株式会社
市場情報 非上場
本社所在地   日本
254-0014
神奈川県平塚市四之宮7-2-2
設立 1987年
業種 その他製品
事業内容 薄膜コーティング受託加工、
装置製造販売等
代表者 アンドレアス・シュマルツ
資本金 1億円
主要株主   OCエリコンホールディングスAG
外部リンク http://www.oerlikon.com/balzers/jp/
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1987年に日本バルザース株式会社(現・日本エリコンバルザース株式会社)が設立され、神奈川県平塚市に第一コーティングセンター(本社工場)を、2003年愛知県知立市に第二コーティングセンター(名古屋工場)、2004年静岡県菊川市加茂工業団地に第三コーティングセンター(静岡工場)、2006年栃木県下野市石橋工業団地に第四コーティングセンター(栃木工場)を、そして2009年兵庫県三木市ひょうご情報公園都市に第五コーティングセンター(神戸工場)を設立している。日本での切削工具への受託コーティングのシェアは1位である。

出典編集

  1. ^ Annual Report 2011”. Oerlikon. 2012年6月23日閲覧。

外部リンク編集