オランダ銀行
オランダの中央銀行
オランダ銀行(オランダぎんこう、De Nederlandsche Bank、DNB)とは、オランダの中央銀行で、欧州中央銀行制度を構成する銀行のひとつ。設立は1814年。10年後、イングランド銀行を範にとり再編成した上で、アムステルダム銀行の業務を引き継いだ[1]。オランダ銀行はオランダのABNアムロ銀行を指すこともあり、オランダ中央銀行とも表記される。
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本店 | アムステルダム | ||
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設立 | 1814年 | ||
総裁 | クラース・クノット | ||
国 | オランダ | ||
継承 | 欧州中央銀行 (1999)1 | ||
ウェブサイト | www.dnb.nl | ||
1 オランダ銀行自体は存続しているが、中央銀行としての多くの機能は欧州中央銀行が継承した。 |
「オランダの」を意味する形容詞の「Nederlandsche」は古い綴りであり、現代のオランダ語では「Nederlandse」と書くことが多いが、このオランダ銀行の蘭名の場合は旧綴りを使うことが一般的である。
経緯
編集1998年5月2日、欧州連合に加盟する11か国が1999年1月1日をもって経済通貨同盟へ移行することを決定。この移行国にオランダも含まれており、1998年6月1日にオランダ銀行、ドイツ連邦銀行が欧州中央銀行制度に組み込まれた。同日、「1998年オランダ銀行法」が発効され、約185年におよぶオランダ銀行の歴史は新たな局面へと入り、1999年1月1日よりユーロが導入された。
役割
編集それまでの1948年オランダ銀行法にかわって「1998年オランダ銀行法」では、以下の役割を果たすことが定められている。
脚注
編集- ^ Guide Financier: répentoire général des valeurs financières et industrielles, par Auguste Charles Joseph Vitu