オータム・イン・ニューヨーク
『オータム・イン・ニューヨーク』(Autumn in New York)は、2000年公開のロマンス映画。監督は『ラストエンペラー』や『ツイン・ピークス』に出演した女優のジョアン・チェン。出演はリチャード・ギア、ウィノナ・ライダー。
オータム・イン・ニューヨーク | |
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Autumn in New York | |
監督 | ジョアン・チェン |
脚本 | アリソン・バーネット |
出演者 |
リチャード・ギア ウィノナ・ライダー |
音楽 | ガブリエル・ヤレド |
撮影 | クー・チャンウェイ |
編集 | ルビー・ヤン |
製作会社 |
レイクショア・エンターテインメント メトロ・ゴールドウィン・メイヤー |
配給 |
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公開 |
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上映時間 | 103分 |
製作国 |
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言語 | 英語 |
製作費 | $65,000,000 |
興行収入 |
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あらすじ編集
ウィル・キーンはレストランオーナーであり結婚恐怖症の48歳の独身男。自由奔放な若きシャーロット・フィールディングと出会い、彼は深入りしない軽いロマンスを望んだ。ウィルは「永遠は約束しない」という信条の一方、シャーロットもこの関係は長く続かないと確信していた。なぜならば、彼女は病により死にゆく身であったからだった。
シャーロットの祖母のドリーは、シャーロットの病気を理由に彼女に会うのをやめて欲しいとウィルに警告した。本当の理由はそれだけではなく、ドリーは自分の娘や他の女性達が受けた痛みを同じように孫娘にさせたくなかったのだ。ましてや同じ男にである。ある時、ウィルが他の女性と関係を持ったと知って泣いて帰ってきたシャーロットに、ドリーは過去にシャーロットの母親とウィルの間にあった事を打ち明けた。
ウィルはシャーロットに許しを乞いに会いに来た。シャーロットは怒っていたが、ウィルを許し、二人は短くも愛しい時間を過ごした。
そしてシャーロットはウィルを残してこの世を去った。
その後、ウィルと娘(リサ)と孫の三人でボートに乗っている光景があった。
キャスト編集
※括弧内は日本語吹替[3]
- ウィル・キーン - リチャード・ギア(鈴置洋孝)
- シャーロット・フィールディング - ウィノナ・ライダー(小林優子〈ソフト版〉 / 笠原弘子)
- ドロレス・タルボット - エレイン・ストリッチ(藤波京子)
- ジョン - アンソニー・ラパーリア(坂口哲夫)
- リサ・タイラー - ヴェラ・ファーミガ(日野由利加)
- サラ - シェリー・ストリングフィールド(佐藤しのぶ)
- リン・マッケイル - ジル・ヘネシー(小池亜希子)
- トム・グランディ - J・K・シモンズ
- サイモン - サム・トラメル
- ポール・シブリー - メアリー・ベス・ハート
- シャノン - カリ・ローシャ
スタッフ編集
- 監督 - ジョアン・チェン
- 脚本 - アリソン・バーネット
- 製作総指揮 - テッド・タネンバウム、ロン・ボズマン
- 製作 - エイミー・ロビンソン、ゲイリー・ルチェッシ、トム・ローゼンバーグ
- 撮影 - クー・チャンウェイ
- 衣装 - キャロル・オーディッツ
- 編集 - ルビー・ヤン
- 音楽 - ガブリエル・ヤレド
評価編集
北米の公開週の成績は10,987,006ドルで『リプレイスメント』、『スペース カウボーイ』、『インビジブル』に次ぐ初登場4位だった。批評も麗しくなく、6500万ドルの制作費に対し興行成績は最終的に3700万ドルにしかならなかった(世界興収は9072万ドル)[1]。賞もゴールデン・ラズベリー賞ワースト・スクリーン・カップル賞にノミネートされただけだった[4]。
脚注編集
- ^ a b “Autumn in New York”. Box Office Mojo. 2010年6月6日閲覧。
- ^ 2000年興行収入10億円以上番組 (PDF) - 日本映画製作者連盟
- ^ “オータム・イン・ニューヨーク スペシャル・エディション”. パラマウント・ピクチャーズ. 2023年5月23日閲覧。
- ^ “Autumn in New York”. Internet Movie Database. 2012年2月17日閲覧。
外部リンク編集
- オータム・イン・ニューヨーク - allcinema
- オータム・イン・ニューヨーク - KINENOTE
- Autumn in New York - オールムービー(英語)
- Autumn in New York - IMDb(英語)