カーフリーデー

カーフリーデーとは、都市の中心部でマイカーを使わないことで、交通や環境、都市生活と車の使い方の問題について考える日である。日本のノーカーデー(ノーマイカーデー)などとは異なる。

解説編集

1997年(平成9年)9月9日フランスのラ・ロシェルで「車のない日」という都市政策の一環としての啓発イベントとして始まり、翌1998年(平成10年)からはフランス環境省の呼びかけで全国的に行われ、このときから毎年9月22日となった。

2000年(平成12年)には「カーフリーデー」として欧州委員会の支援プロジェクトとなり、ヨーロッパ中に広がった。2002年(平成14年)からは9月16日から22日を「モビリティウィーク」として規模を拡張している。2007年(平成19年)からは2000都市が参加する、同じ目的で、同じ期間に実施する世界レベルのイベントとなっている。

「カーフリーデー」は一日一定エリア内へのマイカーの交通規制を行い、市民が車のない都市環境を体験することで、街での車の使い方、交通行動を考える機会にしようというもの。「モビリティウィーク」は、都市交通や地球環境問題への啓発活動であるとともに新しい交通施策の展開の機会とすることも目的となった交通週間である。なお、カーフリーデーを中心イベントとするものの、今では必ずしも9月22日に実施する必要はなく、9月16日から22日までのうちのどれかでも可能。(例えば、ブリュッセルではモビリティーウィーク中の日曜日に実施)。ただし、1日だけの取り組みを行う自治体は、カーフリーデーの実施は9月22日開催が推奨されている。

日本では2000年に、市民団体が東京で取り組んだのが最初だが、日本としてヨーロッパと連動して本格的な活動が始まったのは、ヨーロッパ運営委員会が日本担当ナショナルコーディネーターを指名した2004年(平成16年)からである。その年には横浜市が市民団体、名古屋市が行政主体、松本市では官民協働で参加し、その後の詳細はカーフリーデージャパンの各年の報告[1]を参照。 本来、地方自治体が主体となってすすめる都市交通施策の一環だが、日本では例外的に市民団体主催でも参加可能としている。また、カーフリーデーはモビリティウィークの一部と位置づけられているが、日本では翌23日の秋分の日に行うことも認めている。

関連項目編集

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