ギルバート・ストーク(Gilbert Stork、1921年12月31日 - 2017年10月21日)は、ベルギーブリュッセル出身のアメリカ合衆国有機化学者である。コロンビア大学の名誉教授を務めた。ストークエナミン合成は彼の名前に由来する。

Gilbert Stork
生誕 (1921-12-31) 1921年12月31日
ベルギーの旗 ベルギー イクセル
死没 2017年10月21日(2017-10-21)(95歳)
国籍 ベルギーの旗 ベルギー
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
研究機関 ハーバード大学
コロンビア大学
出身校 フロリダ大学
ウィスコンシン大学マディソン校
主な受賞歴 ウルフ賞化学部門(1995)
プロジェクト:人物伝
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2001年キニーネ不斉合成に初めて成功し、ロバート・バーンズ・ウッドワードによる初の全合成の成否を問うたことで知られる(最終的に、2007年になってウッドワードの全合成が証明された)。

2017年、95歳でゲルミン合成を試みた論文を発表したが、間もなく没した[1]

教育 編集

フロリダ大学で1942年学士号を取り、Samuel M. McElvain教授のもと、1945年にウィスコンシン大学マディソン校で博士号を取得した。

職歴 編集

  • 1946年 - ハーバード大学講師
  • 1948年 - ハーバード大学助教授
  • 1953年 - コロンビア大学準教授
  • 1955年 - コロンビア大学教授

科学アカデミー会員 編集

受賞など 編集

出典 編集

  1. ^ Nakamura, Eiichi; Winkler, Jeffrey D.; Aggarwal, Varinder K. "Gilbert Stork (1921–2017)"Angewandte Chemie International Edition: n/a–n/a.

外部リンク 編集