ケイト・サマースケイル

ケイト・サマースケイル (英語: Kate Summerscale1965年生)はイングランドの作家・ジャーナリストである。

ケイト・サマースケイル
(Kate Summerscale)
誕生 1965年(54 - 55歳)
職業 作家、ジャーナリスト
国籍 イギリス
最終学歴 スタンフォード大学
代表作

『最初の刑事――ウィッチャー警部とロード・ヒル・ハウス殺人事件』

『ネヴァーランドの女王』
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生い立ち編集

サマースケイルは日本イングランドチリで育った。部デイルズ・スクールに通った後(1978–1983)、オクスフォード大学で二科目優等生となり、スタンフォード大学ジャーナリズム修士号を取得した[1]。ロンドン在住である[2]

1995年から1996年まで、『インデペンデント』と『デイリー・テレグラフ』で働き、訃報の編集を担当していた[3]。その後、『インデペンデント』で日曜のレビューの編者をつとめ、1999年には『デイリー・テレグラフ』の文芸エディターになった[4]。2005年、執筆に専念するためこの職を辞した[5]

作品編集

サマースケイルの著書『ネヴァーランドの女王』(The Queen of Whale Cay)は「世界最速の女性」ことジョー・カーステアズに関する作品で、ベストセラーとなり、1997年のウィットブレッド賞伝記部門候補、1998年のサマセット・モーム賞受賞作となった[2]

また、『最初の刑事――ウィッチャー警部とロード・ヒル・ハウス殺人事件』(The Suspicions of Mr Whicher or The Murder at Road Hill House)は、コンスタンス・ケントによる実際の殺人事件と、ジャック・ウィッチャーによる捜査を描いたもので、2008年にサミュエル・ジョンソン・ノンフィクション賞を受賞した[2]。ウィッチャーに関するこの本は2011年から2014年までITVで放送されたパディ・コンシダイン主演、ヘレン・エドマンドソン脚本によるドラマシリーズThe Suspicions of Mr Whicherの原作となった[6]。第三作Mrs Robinson's Disgrace: The Private Diary of a Victorian Ladyは1858年に起こった有名な離婚裁判を扱ったものであり、『サンデー・タイムズ』のベストセラーとなった[5][7]。第四作The Wicked Boy: The Mystery of a Victorian Child Murdererもやはり19世紀の殺人事件を扱っており、2017年にエドガー賞犯罪実話部門で賞を獲得した[5][8]

2001年のブッカー賞をはじめとして、文学賞の審査員もつとめている[9]

受賞編集

著作編集

  • The Queen of Whale Cay (Fourth Estate, 1997).
  • The Suspicions of Mr Whicher or The Murder at Road Hill House (Bloomsbury, 2008).
  • Mrs Robinson's Disgrace: The Private Diary of a Victorian Lady (Bloomsbury, 2012).
  • The Wicked Boy: The Mystery of a Victorian Child Murderer (29 Apr 2016)

出典編集

  1. ^ Whalecay.net Archived June 28, 2008, at the Wayback Machine.
  2. ^ a b c Kate Summerscale”. Bloomsbury. 2018年2月20日閲覧。
  3. ^ Kate Summerscale”. Penguin Random House. 2018年2月20日閲覧。
  4. ^ A life in writing: Kate Summerscale”. The Guardian (2012年5月4日). 2012年2月20日閲覧。
  5. ^ a b c d About”. Kate Summerscale. 2018年2月20日閲覧。
  6. ^ ITV recommissions The Suspicions of Mr Whicher”. ITV (2014年3月26日). 2018年2月20日閲覧。
  7. ^ Alexandra Harris (2012年5月9日). “Mrs Robinson's Disgrace by Kate Summerscale – review”. The Guardian. 2018年2月20日閲覧。
  8. ^ Boy's Own”. The Economist (2016年5月19日). 2018年2月20日閲覧。
  9. ^ The Man Booker Prize 2001”. themanbookerprize.com. 2016年11月28日閲覧。
  10. ^ a b c The Samuel Johnson Prize 2008”. thebailliegiffordprize.co.uk. 2016年10月5日閲覧。
  11. ^ Bouchercon World Mystery Convention : Anthony Awards Nominees”. Bouchercon.info (2003年10月2日). 2012年2月7日時点のオリジナルよりアーカイブ。2012年2月28日閲覧。
  12. ^ Royal Society of Literature All Fellows”. Royal Society of Literature. 2010年3月5日時点のオリジナルよりアーカイブ。2010年8月10日閲覧。

外部リンク編集