ケネス・"ケニー"・ベドナレク英語: Kenneth "Kenny" Bednarek, 1998年10月14日 – )は、アメリカ合衆国オクラホマ州タルサ出身の陸上選手。2020年東京オリンピック男子200mの銀メダリスト。コーチは1992年バルセロナオリンピック男子100m銅メダリストのデニス・ミッチェル。自己ベストは100mの9秒89、200mの19秒68。

ケニー・ベドナレク Portal:陸上競技
ケネス・ベドナレク(2019年9月)
選手情報
ラテン文字 Kenny Bednarek
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
競技 陸上競技 (短距離走)
種目 100m, 200m
生年月日 (1998-10-14) 1998年10月14日(25歳)
出身地 アメリカ合衆国の旗 オクラホマ州タルサ
身長 188cm
コーチ デニス・ミッチェル
成績
自己ベスト
100m 9秒89
200m 19秒68
獲得メダル
陸上競技
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
オリンピック
2020 東京 200m
世界選手権
2022 オレゴン 200m
編集 テンプレートのヘルプを表示する

経歴 編集

2019年5月17日ホッブズ英語版で開催された全米短期大学体育協会英語版選手権で、200m走で19秒49と史上4番目に優れた好記録を達成した。しかしこれは、6.1m/sと好風だったために非公式記録となった。翌日、安定した風の中で、200m走で19秒82、400m走で44秒73と自己記録を更新した。同日、200mを20秒未満、400mを45秒未満で走破し、アイザック・マクワラに次ぐ2人目の選手となった。全米選手権では、決勝で肉離れを起こし最下位でのフィニッシュとなったが、標準記録を突破している選手がいなかったため、ドーハで開催された2019年世界陸上競技選手権大会のアメリカ代表に選ばれた。怪我の影響もあり、結果は予選敗退だった。

2020年8月10日、200m走で19秒80と自己記録を更新した[1]。これは数日後にノア・ライルズが19秒76を叩き出すまで今季世界最高記録だった。

2021年6月20日、オリンピック選考会の男子100m準決勝で自身初の9秒台となる9.96(-0.3)、決勝では9.89(+0.8)を記録して、4位に入った。同年8月4日、東京オリンピック男子200m決勝で自己ベストの19.68(-0.5)を記録し、カナダのアンドレ・ドグラスに次ぐ2位に入った。同年8月28日、ワンダダイヤモンドリーグパリ男子200mで、フレッド・カーリー(陸上選手)と着差ありの2位で19秒79(19.789)(+1.6)を記録した。

自己ベスト 編集

出典 編集