ケルビン・ヘイデン

アメリカンフットボール選手、コーナーバック (1983-)

ケルビン・ヘイデン(Kelvin Hayden 1983年7月23日- )はイリノイ州シカゴ出身の元アメリカンフットボール選手。NFLインディアナポリス・コルツアトランタ・ファルコンズシカゴ・ベアーズに所属していた。現役時代のポジションはコーナーバックインディアナポリス・コルツ時代の第41回スーパーボウルでインターセプトをあげている[1]

ケルビン・ヘイデン
Kelvin Hayden
基本情報
ポジション コーナーバック
生年月日 (1983-07-23) 1983年7月23日(40歳)
出身地 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国イリノイ州シカゴ
身長: 6' 0" =約182.9cm
体重: 195 lb =約88.5kg
経歴
大学 イリノイ大学
NFLドラフト 2005年 / 2巡目全体60位
初出場年 2005年
初出場チーム インディアナポリス・コルツ
所属歴
2005-2010 インディアナポリス・コルツ
2011 アトランタ・ファルコンズ
2012-2014 シカゴ・ベアーズ
受賞歴・記録

NFL 通算成績
タックル 359回
サック 0回
インターセプト 12回
ファンブルフォース 4回
Player stats at NFL.com
Player stats at PFR

経歴 編集

高校1年次はコーナーバック、2年次はクォーターバック、3年次はテイルバック、4年次にはワイドレシーバーとしてプレーした[2]

ジョリエットジュニアカレッジに進学、2年間で114回のキャッチで1,839ヤード(平均16/13ヤード)を獲得、17タッチダウンをあげた[2]

1年次には42回のキャッチで542ヤード(平均12.9ヤード)を獲得、4タッチダウンをあげた。2年次の2002年、彼は72回のキャッチで1,297ヤード(平均18.1ヤード)を獲得、13タッチダウンをあげてNJCAAの最優秀攻撃選手に選ばれた[2]。ジュニアカレッジでの最初の試合には敗れたが、その後21試合でチームは勝利し、2002年にはNJCAAのチャンピオンとなっている[2]

その後イリノイ大学に編入、2003年にはそれぞれチームトップとなる52回のキャッチで592ヤードを獲得した[2]。2004年にはコーナーバックにコンバートされ、11試合で71タックル、4インターセプトをあげた[2]

2005年NFLドラフト2巡でインディアナポリス・コルツに指名されて入団した[1]

2年目の2006年にチームはスーパーボウルに進出、シカゴ・ベアーズとの第41回スーパーボウルでは第4Q残り11分44秒にレックス・グロスマンのパスをインターセプト、56ヤードのリターンタッチダウンをあげて勝利を決定づけた[3][4]

2007年より先発の座を手に入れた。2008年には左膝の手術、太腿の故障で6試合に欠場したが[5]、12月7日のシンシナティ・ベンガルズ戦では85ヤードのインターセプトリターンTDをあげた[6]

2009年2月にコルツと5年間4300万ドル(2200万ドルの保障)の契約を結んだ[7]

2010年1月24日のAFCチャンピオンシップゲームでは第4Q残り2分にマーク・サンチェスのパスをインターセプト、30-17の勝利に貢献した[8]

2008年から2010年までの3シーズンで12試合に欠場した[9]

2011年7月、コルツからカットされた[10]。同年8月にアトランタ・ファルコンズと契約を結んだ[11]。ファルコンズではニッケルバック要員となっている[12]。第11週の試合で負傷しカートに乗せられて退場した[13]

2012年4月5日、シカゴ・ベアーズと1年82万5000ドルで契約を結んだ[14]。この年、2試合の先発を含む16試合で主にニッケルバックとして出場し[15]、40タックル、1INT、5パスディフェンスをあげて、シーズン後の2013年3月26日、1年の再契約を結んだ[16]。同年8月3日、ソルジャー・フィールドで行われたファミリーフェスティバルの練習中にハムストリングを負傷[17]、シーズン絶望となり故障者リスト入りした[15]

脚注 編集

  1. ^ a b Bears Sign CB Kelvin Hayden”. CBS (2012年4月5日). 2012年9月10日閲覧。
  2. ^ a b c d e f Player Bio”. fightingillini.com. 2011年12月1日閲覧。
  3. ^ スーパーボウル ヒストリー”. NFL JAPAN. 2011年12月1日閲覧。
  4. ^ QBマニング悲願達成 コルツが 36年ぶりに頂点”. TSPスポーツ (2007年2月4日). 2011年12月1日閲覧。
  5. ^ コルツ、昨季の守備MVPサンダース復帰は微妙”. NFL JAPAN (2008年11月23日). 2011年12月1日閲覧。
  6. ^ 【コルツ6連勝、QBマニングはシーズン自己最多の3TDパス”. NFL JAPAN (2008年12月8日). 2011年12月1日閲覧。
  7. ^ Brad Wells (2009年2月19日). “Colts re-sign Kelvin Hayden, do not use franchise tag to do so”. stampedeblue.com. 2011年12月1日閲覧。
  8. ^ 【CC】マニング大活躍、コルツが3年ぶりにスーパーボウル進出”. NFL JAPAN (2010年1月25日). 2011年12月1日閲覧。
  9. ^ Michael David Smith (2011年8月31日). “Falcons sign Kelvin Hayden”. NBCスポーツ. 2011年12月1日閲覧。
  10. ^ Brett Mock (2011年7月30日). “Colts to Release Kelvin Hayden”. coltzilla.com. 2011年12月1日閲覧。
  11. ^ ジェイソン・ラカンフォラ (2011年8月31日). “Hayden agrees to contract with Falcons”. nfl.com. 2011年12月1日閲覧。
  12. ^ 勝利の鍵を握る伏兵、第5週のXファクターは?”. NFL JAPAN (2011年10月8日). 2011年12月1日閲覧。
  13. ^ 軽傷であってくれ”. NFL JAPAN (2011年11月21日). 2011年12月1日閲覧。
  14. ^ Bears add CB Kelvin Hayden”. ESPN (2012年4月5日). 2012年9月10日閲覧。
  15. ^ a b Bears place Hayden on IR, sign Hartson”. Yahoo! SPORTS (2013年8月11日). 2013年8月16日閲覧。
  16. ^ ベアーズ、ベテランCBヘイデンと契約延長で合意”. NFL JAPAN (2013年3月27日). 2013年3月27日閲覧。
  17. ^ Kelvin Hayden out for season with torn hamstring”. シカゴ・ベアーズ (2013年8月7日). 2013年8月16日閲覧。

外部リンク 編集