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形態編集

体長11 - 12.5mm[1]。光沢が強く扁平な小判型[1]

生態編集

ヒルムシロヒシなどの浮葉植物の多い沼沢地に生息[1]越冬した成虫が、春先に繁殖し(ミツガシワの根の組織内に産卵していると思われる)、夏から秋に再び成虫が出現する[2]

分布編集

日本(本州・九州)・朝鮮半島中国[1]

外来種の懸念編集

2006年に山口県で採集された個体は、日本産亜種(Ilyocoris cimicoides exclamationis)よりも、イギリスやデンマークなどにも分布する亜種(Ilyocoris cimicoides cimicoides)[注釈 2]に外見が似ていた[3]ミトコンドリアDNAのCOI領域[注釈 3]に基づくDNAバーコーディングの結果、日本産亜種よりIlyocoris cimicoides cimicoidesに遺伝的に近い事がわかった[3]。これにより国外からの移入された個体群の定着の可能性が示唆されている[3]

人間との関わり編集

日本では絶滅が危惧されており、絶滅危惧II類であったのが、2012年8月の第4次レッドリストでは絶滅危惧IB類へと更に悪化している[4]

脚注編集

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注釈編集

  1. ^ 当記事内の出典や外部リンクよりcimicoidesが種名と判断
  2. ^ これは承名亜種である
  3. ^ cytochrome c oxidase subunit I。詳細はen:MT-CO1参照のこと

出典編集

  1. ^ a b c d 『新訂 原色昆虫大圖鑑 III』北隆館 2008.1.25新訂版初版 176P。ISBN 978-4-8326-0827-6
  2. ^ 深泥池水生生物研究会
  3. ^ a b c 山口県のコバンムシ(半翅目 : コバンムシ科)は国外移入種なのか?
  4. ^ 環境省 第4次レッドリスト 昆虫

関連項目編集

外部リンク編集

各都道府県でのレッドデータ