コモロ国
État comorien(フランス語)
دولة جزر القمر(アラビア語)
フランス領コモロ 1975年 - 1978年 コモロ・イスラム連邦共和国
コモロの国旗 コモロの国章
国旗国章
コモロの位置
公用語 フランス語
コモロ語
アラビア語
首都 モロニ
大統領
1975年7月6日 - 8月3日 アーメド・アブダラ
1976年 - 1978年アリ・ソイリ
変遷
独立宣言 1975年7月6日
ボブ・ディナールの介入1978年5月13日
現在コモロの旗 コモロ連合

コモロ国(コモロこく、フランス語: État comorien)は、かつてコモロに存在した国家である。1973年フランスとの間で1978年に独立する合意が成立したものの、1975年にコモロ議会は一方的に独立を宣言した。コモロの初代大統領アーメド・アブダラは、イスラム教徒で無神論者のアリ・ソイリが起こしたクーデターによって国家元首の座から追放された。ソイリの政権下では、国家の近代化を目的とした社会主義の理念を掲げた。しかし、1978年にフランス人傭兵であるボブ・ディナールがクーデターを起こしてソイリを失脚させ、その最中でソイリは射殺された。傭兵はアブダラを権力の座に復帰させ[1] 、傭兵は政府の要人となった。同時に国号を、イスラム共和制国家であることを示すコモロ・イスラム連邦共和国へと変更した。

脚注

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  1. ^ “Comoros - History” (英語). Encyclopedia Britannica. https://www.britannica.com/place/Comoros/History 2022年11月27日閲覧。