コーダ (坂本龍一のアルバム)

坂本龍一のセルフカバーアルバム

『コーダ』Coda)は1983年12月10日に発売された坂本龍一セルフカバーアルバムのタイトルであり、本作収録楽曲。

コーダ
坂本龍一カバー・アルバム
リリース
ジャンル 現代音楽
時間
レーベル ロンドンレコード
プロデュース 坂本龍一
チャート最高順位
坂本龍一 アルバム 年表
戦場のメリークリスマス
1983年
コーダ
1983年
音楽図鑑
1984年
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解説 編集

同年5月1日に発売され坂本自身が出演した映画「『戦場のメリークリスマス』のサウンドトラック」をピアノで演奏したもの。

元々はカセットブックとして『Avec Piano』というタイトルで発売されていたが、レコード化に際して「Japan」「Coda」の2曲が追加収録された。

「Coda」とは終結部という意味の音楽用語で、アルバムタイトルは「戦場のメリークリスマスはこれで終わりにしたい(終章)」という意味からつけられた(正確には「終章」という和訳は誤り)。

収録曲 編集

全作曲(8以外)・全編曲:坂本龍一 作曲(8):スティーブン・マッカーディ
  1. Merry Christmas Mr. Lawrence(4:49)[1]
    • 20年以上経ってから本曲を聴いた坂本は「音がパリッとしている」「当時は鍵盤を強く叩いていたが、今はできない」とコメントしている[3]
  2. Batavia バタビア(0:50)[1]
  3. Germination 発芽(2:09)[1]
  4. A Hearty Breakfast 腹いっぱいの朝食(1:18)[1]
  5. Before The War 闘いの前(1:44)[1]
  6. The Seed And The Sower 種子と種を蒔く人(3:55)[1]
  7. A Brief Encounter 短い出会い(2:27)[1]
  8. Ride Ride Ride(1:02)[1]
  9. The Fight(1:20)[1]
  10. Dismissed! / Assembly 出ていけ!/集合(1:50)[1]
  11. Beyond Reason 理性を超えて(1:26)[1]
  12. Sowing The Seed 種を蒔く(1:31)[1]
  13. Last Regrets 最後の後悔(2:05)[1]
  14. The Seed(1:06)[1]
  15. Japan(2:58)[1]
    • タイトルは文字通りの「日本」と、解散したイギリスのグループ「Japan」への思い入れとのダブルミーニング。坂本自身が選曲した2002年発売のベスト・アルバム『US』に収めたかったが、収録時間の関係で割愛された。
  16. Coda 終章(5:32)[1]

脚注 編集

出典 編集

  1. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q 坂本龍一/CODA”. tower.jp. 2023年4月6日閲覧。
  2. ^ 『オリコン・チャートブック LP編 昭和45年 - 平成1年』オリジナル・コンフィデンス、1990年、150頁。ISBN 4871310256
  3. ^ 2009年4月26日放送NHK-FM「音楽の美術館・サウンドミュージアム」より

外部リンク 編集