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サイクロセリン(Cycloserine)は商標名のセロマイシン(Seromycin)として販売されている結核の治療に用いられる抗生物質である[1]。具体的にはその他の抗結核薬と共に活性薬剤耐性結核の治療に用いられる[1]。投与法は経口である[1]

サイクロセリン
Cycloserine.svg
Cycloserine ball-and-stick model.png
IUPAC命名法による物質名
臨床データ
販売名 Seromycin
Drugs.com monograph
ライセンス US FDA:リンク
胎児危険度分類
  • C
法的規制
薬物動態データ
生物学的利用能 ~70% to 90%
代謝 liver
半減期 10 hrs (normal kidney function)
排泄 kidney
識別
CAS番号
68-41-7 チェック
ATCコード J04AB01 (WHO)
PubChem CID: 6234
DrugBank DB00260 チェック
ChemSpider 5998 チェック
UNII 95IK5KI84Z チェック
KEGG D00877  チェック
ChEBI CHEBI:40009 チェック
ChEMBL CHEMBL771 チェック
NIAID ChemDB 007654
別名 4-amino-3-isoxazolidinone
化学的データ
化学式 C3H6N2O2
分子量 102.092 g/mol
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主な副作用はアレルギー反応発作眠気、不安定、痺れがあげられる[1]腎不全てんかんうつ病アルコール依存症の患者への投与は推奨されない[1]妊娠中の患者への投与による胎児の安全性は不明確である[1]。サイクロセリンはアミノ酸 d-アラニンと構造が類似しており、その作用機序は細菌の細胞壁の成型を妨げることによるものである[1]

サイクロセリンは1954年にストレプトマイセス属の一種から発見された[2]世界保健機関の必須医薬品リストに掲載される最も効果的で安全な医療制度に必要とされる医薬品である[3]開発途上国での卸値は1か月分で約$29.70~$51.30米ドルである[4]。2015年の米国での値段は1か月分で$3,150米ドルに値上がりしたが、その後$1,050米ドルに値下がりした[5]

出典編集

  1. ^ a b c d e f g Cycloserine”. The American Society of Health-System Pharmacists. 2016年12月20日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年12月8日閲覧。
  2. ^ Gottlieb, David; Shaw, Paul D. (2012) (英語). Mechanism of Action. Springer Science & Business Media. p. 41. ISBN 9783642460517. オリジナルの2016-12-20時点によるアーカイブ。. https://books.google.ca/books?id=xjPtCAAAQBAJ&pg=PA41. 
  3. ^ WHO Model List of Essential Medicines (19th List)”. World Health Organization (2015年4月). 2016年12月13日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年12月8日閲覧。
  4. ^ Cycloserine”. International Drug Price Indicator Guide. 2017年5月11日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年12月8日閲覧。
  5. ^ Andrew Pollack (2015年9月21日). “Big Price Increase for Tuberculosis Drug Is Rescinded”. NYT. オリジナルの2015年9月26日時点によるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20150926033207/http://www.nytimes.com/2015/09/22/business/big-price-increase-for-tb-drug-is-rescinded.html?_r=0 2015年9月24日閲覧。