サイコハウス 血を誘う家

サイコハウス 血を誘う家』(原題:The Rental)は2020年に公開されたアメリカ合衆国スリラー映画である。監督はデイヴ・フランコ、主演はダン・スティーヴンスが務めた。本作はフランコの映画監督デビュー作となった。

サイコハウス 血を誘う家
The Rental
監督 デイヴ・フランコ
脚本 デイヴ・フランコ
ジョー・スワンバーグ
原案 デイヴ・フランコ
ジョー・スワンバーグ
マイク・デムスキー
製作 デイヴ・フランコ
ジョー・スワンバーグ
エリザベス・ハガード
テディ・シュワルツマン
ベン・スティルマン
クリストファー・ストーラー
製作総指揮 マイケル・ハイムラー
ショーン・ダーキン
出演者 ダン・スティーヴンス
アリソン・ブリー
シェイラ・ヴァンド
ジェレミー・アレン・ホワイト
音楽 ダニー・ベンジー
ソーンダー・ジュリアーンズ
撮影 クリスチャン・スプレンガー
編集 カイル・ライター
製作会社 ブラック・ベア・ピクチャーズ
配給 アメリカ合衆国の旗IFCフィルムズ
公開 アメリカ合衆国の旗2020年7月24日
日本の旗劇場未公開
上映時間 88分
製作国 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
言語 英語
興行収入 世界の旗$478,711[1]
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本作は日本国内で劇場公開されなかったが、2021年5月7日にDVDが発売される予定である[2]

ストーリー編集

チャーリーは妻のミシェル、弟のジョシュ、その恋人ミナと一緒に海辺の貸別荘で週末を過ごすことにした。ミナがその貸別荘に申し込んだところ、よく分からない理由で却下された。そのため、チャーリーが再度申し込んだところ、今度は貸し出されることになった。貸別荘に到着した一行はオーナーのテイラーに出迎えられた。ミナは何故自分の申し込みを却下したのかと詰め寄ったが、テイラーははっきり答えないまま立ち去った。その日の午後、テイラーは再度別荘を訪れ、チャーリーに望遠鏡を貸してくれた。ほどなくして、一行は誰かの視線を感じるようになった。

ジョシュとミシェルが眠りについた頃、酔ったチャーリーはシャワーでミナと情事に耽っていた。翌朝、チャーリーとミナは二日酔いに悩まされ、もう2度と事に及ばないことで合意した。その後、ジョシュがチャーリーと元カノをどのように口説いたかという話題を出したため、チャーリーはミシェルから疑いの目で見られるようになった。その頃、ミナがシャワーを浴びていると監視カメラが仕掛けられているのを発見し、チャーリーにそれを知らせた。怖くなったミナは警察に通報しようとしたが、チャーリーは「警察に届け出れば、不倫したことがバレてしまう」と言ってミナを押し止めた。

ミシェルはドラッグでハイになった後、浴槽の修理のためにテイラーを呼び出した。ミナは隠しカメラの存在をテイラーに問い質したが、テイラーは知らないと答えるばかりであった。テイラーが警察に連絡しようとしたため、ミナはそれを止めようとした。その様子を見たジョシュはテイラーがミナに暴行していると勘違いし、殴って気絶させてしまった。4人が事態をどのように収集するべきか話し合っていると、ミナが隠しカメラの存在に触れた。その頃、覆面男が別荘に侵入しており、浴室に横たわっていたテイラーを絞殺した。ほどなくして、浴槽に戻った4人はテイラーの死亡を確認した。殺人を犯したと思い込んだジョシュは青ざめるのだった。

4人は事件の隠蔽を試みるが、事態はどんどん泥沼にハマっていくのだった。

キャスト編集

製作編集

2019年3月11日、デイヴ・フランコが映画監督デビューを果たすことになり、そのデビュー作にアリソン・ブリー、ダン・スティーヴンス、シェイラ・ヴァンド、ジェレミー・アレン・ホワイトが起用されたと報じられた[3]。本作の主要撮影は同年4月22日にオレゴン州ポートランドで始まり、5月24日に終了した[4]。12月3日、ダニー・ベンジーとソーンダー・ジュリアーンズが本作で使用される楽曲を手掛けるとの報道があった[5]。2020年7月24日、レイクショア・レコーズが本作のサウンドトラックを発売した[6]

マーケティング・興行収入編集

2020年4月9日、IFCフィルムズが本作の全米配給権を獲得したと報じられた[7]。また、同日、本作の劇中写真が初めて公開された[8]。6月18日、本作はヴァインランド・ドライブイン・シアターでプレミア上映され、1300人以上の観客を集めた。これは新型コロナウイルスの流行によるもので、フランコ監督は映画館での正式なプレミア上映が行われることを望んでいる[9]。同日、本作のオフィシャル・トレイラーが公開された[10]。7月24日、本作は全米250館で公開され、公開初週末に40万3082ドルを稼ぎ出し、週末興行収入ランキング初登場1位となった[11]

評価編集

本作は批評家から好意的に評価されている。映画批評集積サイトのRotten Tomatoesには136件のレビューがあり、批評家支持率は72%、平均点は10点満点で6.43点となっている。サイト側による批評家の見解の要約は「安っぽさを感じないわけではない。しかし、ジャンルお決まりの展開にいくらかの捻りを加えることで、『サイコハウス 血を誘う家』は観客に十分な恐怖を提供し得る作品に仕上がっている。また、才能ある俳優たちを起用しているため、ホラー映画のファンなら同作を進んで見に行くだろう。」となっている[12]。また、Metacriticには27件のレビューがあり、加重平均値は63/100となっている[13]

出典編集

  1. ^ The Rental (2020)”. The Numbers. 2020年7月28日閲覧。
  2. ^ サイコハウス 血を誘う家 DVD”. Amazon. 2021年1月29日閲覧。
  3. ^ Dave Franco Making Directorial Debut with Horror Movie ‘The Rental’, Starring Alison Brie and Dan Stevens”. /Film (2019年3月11日). 2020年7月28日閲覧。
  4. ^ The Rental”. Production List. 2020年7月28日閲覧。
  5. ^ Danny Bensi & Saunder Jurriaans Scoring Dave Franco’s ‘The Rental’”. Film Music Reporter (2019年12月3日). 2020年7月28日閲覧。
  6. ^ Soundtrack Album for Dave Franco’s ‘The Rental’ to Be Released”. Film Music Reporter (2020年7月16日). 2020年7月28日閲覧。
  7. ^ IFC Lands U.S. Rights To Dave Franco-Directed Black Bear Pictures Thriller ‘The Rental’”. Deadline.com (2020年4月9日). 2020年7月28日閲覧。
  8. ^ Here's your first look at the Dave Franco-directed thriller The Rental”. Entertainment Weekly (2020年4月9日). 2020年7月28日閲覧。
  9. ^ Dave Franco describes drive-in Hollywood premiere for ‘The Rental’ as ‘a little weird’”. Fox News (2020年6月19日). 2020年7月28日閲覧。
  10. ^ The Rental - Official Trailer HD IFC Films”. YouTube (2020年6月18日). 2020年7月28日閲覧。
  11. ^ Domestic 2020 Weekend 30/July 24-26, 2020”. Box Office Mojo. 2020年7月28日閲覧。
  12. ^ The Rental”. Rotten Tomatoes. 2020年7月28日閲覧。
  13. ^ The Rental (2020)”. Metacritic. 2020年7月28日閲覧。

外部リンク編集