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サクラシメジ (Hygrophorus russula) は、ヌメリガサ科ヌメリガサ属キノコの一種。タニワタリ、アカナバ、ドヒョウモタセなどの俗称で呼ばれる場合もある。

サクラシメジ
Hygrophorus russula, Japan 3.JPG
分類
: 菌界 Opisthokonta
: 担子菌門 Basidiomycota
: 真正担子菌綱 Agaricomycetes
: ハラタケ目 Agaricales
: ヌメリガサ科 Hygrophoraceae
: ヌメリガサ属 Hygrophorus
: サクラシメジ Hygrophorus russula
学名
Hygrophorus russula (Schaeff.:Fr.) Quél.
和名
サクラシメジ

特徴編集

秋頃にクヌギコナラブナなどの広葉樹林の地上に発生し、しばしば菌輪をつくる。傘は径5-12cm程度で、その表面は湿っているときに粘りを生じる。色は中央部が赤色からワイン色で周辺部は淡色である。ひだははじめのうちは白いが、次第にワイン色の染みが生じる。柄は長さ3-8cmになり、中実でかたく、はじめのうちは白いが、次第に傘と同じ色を帯びる。

食用編集

キノコ狩りなどでは多量の収穫が出来ることがあるため、人気のあるキノコである。多少の苦味があるが、歯切れがよく、癖は少ない。油を使った炒め料理、煮込み料理にあう。

放射性物質編集

福島第一原子力発電所以後の放射性物質検査で、青森県岩手県宮城県福島県栃木県群馬県埼玉県で採取されたサクラシメジから規制値の100 Bq/kgに近い放射性セシウムが検出されている(2017年現在)。厚生労働省や県は該当地域での採取・出荷及び摂取の自粛を呼び掛けている[1]

シノニム編集

  • Agaricus russula Schaeff.
  • Gymnopus russulus (Fr.) Gray
  • Limacium russula (Schaeff.) Ricken
  • Tricholoma russula (Schaeff.) Gillet

ギャラリー編集

脚注編集

  1. ^ サクラシメジの検査結果データ”. 2017年12月26日閲覧。

参考文献編集

  • 比婆科学教育振興会・広島きのこ同好会共編『広島県のキノコ』中国新聞社ISBN 4-88517-152-0
  • 小宮山勝司『きのこ大図鑑』永岡書店ISBN 4-522-42398-5
  • 今関六也他編『山溪カラー名鑑 日本のきのこ 増補改訂新版』山と溪谷社、2011年。ISBN 978-4-635-09044-5